万事屋にきて数日。早々に依頼が入りました。

「私的にはァ〜〜 何も覚えてないんだけどォ
 前になんかシャブやってた時ィ アンタに助けてもらったみたいなことをパパからきいて〜〜」
「シャブ?覚えてねーな あーアレですか?
 しゃぶしゃぶにされそーになってるところを助けたとかなんかそんなんですか?」


ちょっとォマジムカつくんだけど〜〜と目の前のハムがしゃべる
ってか実際にこんな人いるんだぁ、と少し好奇の目で見る

ズズッとジュースを啜りながら話を聞くが一向に進まない
銀ちゃんは銀ちゃんでポークピッツか?ポークピッツなら満足かコノヤローなどと言っていた

以前の依頼者らしいハムのことを覚えてない銀ちゃんに新八がフォローをいれる
へぇ、この人シャブやってたんだ。よく抜け出せたよな


「あーハイハイ あのハムの!」
「豚からハムに変わっただけじゃねーかよ!!

 もうマジありえないんだけど!頼りになるってきいたから
 仕事もってきたのに ただのムカつく奴じゃん!」
「お前もな」
「何をををを!」


あれ、このやり取り私もどこかでやったぞ
え、ハムと同じ立場ってこと?何それ?凹むんですけどォォオ!!


ハム子の依頼というのは自分は麻薬をやめたものの次は彼氏がやばいということらしい


「彼氏?ハム子さんアンタまだ幻覚見えてんじゃないですか!!」
「まじかよぉおお!!ハム子にいてなんで私に彼氏がいないんだぁぁ!!」
「オメーら人を傷つけてそんなに楽しいか!!
 しかもツインテールのあんたに至ってはそれが今日初めてしゃべったことかよ!!」


ハム子のつっこみなど耳にはいらないくらいに凹んでる私に
銀ちゃんがよしよしとニタニタしながら慰めてきた
おい、バカにしてる本心が隠しきれてねーよ
ムカついたので銀ちゃんの髪の毛を数本抜いてやった


「コレ カレシからのメールなんだけど」



太助より
件名    マジヤバイ
―――――――――――
マジヤバイんだけどコレ
マジヤバイよ
どれくらいヤバイかって
いうとマジヤバイ



「あーホントヤベーな こりゃ
 俺達より病院にいった方が・・・」
「頭じゃねーよ!!」


どうもハム子の話によるとカレシの太助と一緒にまっとうに生きようと約束したものの
太助は深いところまで関わりすぎていたみたいで組織の連中から狙われているとのこと


「とにかく超ヤバイの〜〜
 それでアンタたちに力が借りたくて〜〜」



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