ここでは、クディッチのルールをご紹介します。


【クディッチとは】


2チームに分かれ、所定の球をゴールに投入して得点を競う。サッカーやバスケットボールのようなもの。魔法界で最も人気のあるスポーツ。


【ルール】


7名の選手で構成されたチームが2チーム。計14名で対戦する。
競技時間中に、クアッフルを相手チームのゴールに投げ入れて得点を競う(1ゴール10点)。ただし、スニッチを捕るとボーナス得点(150点)が得られる為、クアッフルによる得点が低くても、この得点差以内ならば逆転可能。

ゴールは各チームに、3つずつあり、旗の先に輪を横向きに取り付けた虫取り網のような形をしている。

競技時間は、定められておらず、「どちらかのチームのシーカーが、スニッチを捕るまで」とされる。
ただし、両チームの、キャプテンの合意がある時はこの限りではない。

・チームのキャプテンは、審判にタイムを要求することができる。
・試合再開時に選手が戻ってこなければ、そのチームは失格となる。
・試合が長引いた場合、タイムは延長されることがある。
・競技中、選手は相手の悪質な悪戯などから身を守るために杖を携帯してもよい。
・ただし、魔法を使って相手チームを攻撃したり、ボールに細工をしたりしてはいけない。


【用具】


ほうき・・・各選手に1本ずつ。
クィディッチ競技用とされる飛行用ほうきは、魔法界における飛行用ほうきでは最高級品とされている。

○ボール・・・クィディッチで使われるボールは3種類あり、それぞれ異なる役割を持つ。

クアッフル・・・1個。革製の赤いボール。これを相手ゴールに入れると10点となる。
片手で掴むための「握り呪文」と、落下速度を遅くする呪文がかけられている。

ブラッジャー・・・2個。クアッフルより少し小さい鉄製の黒いボール。 
自由自在に飛び回り、最も近くにいる選手を無差別にほうきから叩き落とそうとする。通称「暴れ球」。

スニッチ・・・1個。小さな金属製の金色のボール。
縦横無尽に飛び回る。これを捕った選手の所属チームに150点が与えられ、同時にゲーム終了となる。

クラブ・・・ビーターにつき1本。ビーターが味方のチームに近付いたブラッジャーを打つ為に使う、魔法で強化された木製の棍棒。


【選手】


チェイサー・・・1チームに3名。クアッフルを奪い、敵チームのゴールに入れる。

キーパー・・・1チームに1名。自チームのゴールを守る。

ビーター・・・1チームに2名。自チームの選手をブラッジャーから守り、敵チームの陣地や選手へ打ち返す。役割上肉体的に頑健でなければならず、魔女より魔法使いが担うことが多い。

シーカー・・・1チームに1名。スニッチを捕まえる。勝負を左右する重要なポジションのため、花形選手として扱われる。その代わり、相手が執拗にマークする為に酷い怪我を負いやすく、高度なバランス感覚が必要とされる。



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