夏休暇。満喫しております。海!
トキヤとのデートだから、水着選びは慎重に選んだのです。友千香と春ちゃんと可愛い系より綺麗系がいいだとか、露出の具合とか、色々来て選んだ一品。私も可愛くてとても気に入っていた。
「トーキヤ!おー待たせっ!えいっ」
日焼け防止だろうか、一人長袖を着ているからすぐにトキヤだってわかった。脱げばいい身体なのになぁ…私より白いし、綺麗だと思う。後ろから近付いて浅瀬の海水をトキヤの背中に向かってかけてみた。
「ろっ…露出が多過ぎです!」
「えー可愛いじゃん。」
振り返ったトキヤの第一声。何だそれ。
ネイビーのレース生地のビキニ。大人っぽいけど、レースが可愛らしくて、真ん中にあしらわれたビーズとレースの花のコサージュとか、紐部分が一部ビーズになってて可愛らしいデザインだ。
「アバズレですか!」
「違うし。っていうか死語だし。」
「もっと…選び様があったでしょう?」
「…だって、トキヤが一緒に海に行ってくれるなんて思ってもなくてすっごく嬉しかったんだもん。ちょっとは可愛くみせたいでしょ!ばーか!!」
アバズレ、もっと選びようがあった…そんな事言わなくてもいいじゃない!禿げろ馬鹿トキヤ!!!
トキヤを睨みつけるとため息をついて私を引っ張りだした。
「名前…こちらへ…」
「うわー穴場。こんな所があったんだね。」
ビーチを少しあるくと、岩が多くなってきて、人けが少なくなってきた。海は綺麗で浅瀬もあるが、岩が邪魔をして歩きづらい。上を見上げると岩肌が高く連なって、上の方は公園かなにかの遊歩道になっていて小さな子供の声が聞こえていた。
「えぇ、色んな意味で穴場です…」
「んん…や、何。」
トキヤが私を岩陰に連れて行くと、壁に押し当てて唇を塞いだ。急なことに驚いて逃げようとするけどトキヤの表情は怒りを示しており、力で抑えつけられているから逃げられなかった。舌を絡ませられて、歯列をなぞられるとくすぐったくてゾクゾクする。力が入らずにいるとトキヤが首から鎖骨へ舐め続け、腋をベロベロと舐めはじめた。
「私は馬鹿ですから。」
「怒ってるの!?いや、あれは言葉のあやでして…んん…」
「そんな恰好されて我慢できる程、私は名前を充電できてません。」
充電できてないって…確かにデートどころか会うのも久しぶりだった。1か月、私が海外撮影で日本にいなかったし、トキヤも映画の主役が抜擢されて地方撮影だったのだ。かれこれ会うのは3か月ぶりになる。
「誰かきたら…どうすんの!」
「来ませんよ。穴場ですから。」
水着の紐を器用に外すとプルンとおっぱいが溢れ出た。トキヤは片方の手で形が変わる程揉みしだき、片方は乳輪を丁寧に舐めあげた。与えられる快楽に身体を震わせているが、声を出して誰かに見つかってはいけないと思って自ら口を塞いだ。するとトキヤは乳首をきつく吸いあげて、もう片方を捏ね回し固くなった乳首を楽しんでいた。
「やんっ…だめ…あ、ぅあ…やだ…こんな所じゃ、だめ…」
「来ても別に見せつけてやればいいだけですよ。見られるの好きでしょう?」
「っっっ違!!!馬鹿!変態!!トキヤのあほおおおおお!!!」
トキヤは意地悪だ。この状況を楽しんでる。
だけど、私もトキヤと繋がることが嫌な訳ではない。むしろしたい。女の子だって欲求は溜まるし、好きな人とできる幸福感を味わいたい。でも、久しぶりがこんなにハードってものすごく恥ずかしい。
「変態はどっちですか?」
「ひっ…」
「ぐちょぐちょ…これは、海水じゃないですよね?そんなに外でのプレイは興奮しますか?」
水着の下に手を入れると、海水じゃないねっとりしたものが付着しているのが自分でもわかった。ゆっくりと形を確認するようになぞって、時々指を咥えこませる。穴の入り口でトキヤの指が動いて内壁を刺激した。親指でクリトリスを刺激されると固く腫れあがり、さらに愛液でネトネトになったそれを強く引っ掻かれたり押しつぶされたり、摘まれたりして腰が勝手に動く。
「や…ぁ…トキヤ…ぐちゅぐちゅしないで…だめぇ…」
「私は…とても興奮しますよ。名前が可愛いことばかりするからいけないんですよ。」
マンコに刺さった指が2本、3本と増えていき、グチュリと淫猥な音を奏でて耳を犯した。
「ふぁあ、トキヤ…ほしい…もうそれやぁ…」
「いいですよ…」
そう言うと指をひきぬいて私の腰に手を宛がった。熱く立ち上がったものを私の股に擦り付けて滑りをよくする。トキヤの顔はとても気持ちよさそうだ。
トキヤの顔に見惚れているとメリメリと硬くて熱いオチンチンが私に侵入してきた。
「ふぁああ…ぃ…あ…」
「背中…痛いでしょう?ほら…」
そう言って、トキヤは私を岩壁から離すと反対に自分が下になり、私を跨がせた。
繋がったまま移動すると、思いがけないところにオチンチンが擦れて気持ちがよかった。やっとのことで移動すると、トキヤが下から私を突き上げた。対面座位の恰好で、トキヤは腰を突き上げながら私の乳首を吸い舐める。
「ひぃいっ…や、やぁ、らめ…奥ぅ…あ、あぁあ…」
「気持ち…いいですか?」
「ん…きもち…あ、ぁあ…トキヤ…は?」
「とても…いいです…はっぁ…」
「一緒に…ぁああ、いきたい…ぁああ、はぁ…」
「えぇ…いきますよ。」
ガツガツと突き上げるそれに合わせていつの間にか自ら腰を振ってトキヤを求めていた。
一緒に果てると二人で抱きあって息が整うまできつく身体を寄せ合った。
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「すみません…」
「へ?」
「我慢が足りませんでした。折角名前と海へ来たというのに。」
夕暮れの砂浜に2人並んで歩いた。時折くる波にキャッキャと騒いで戯れて、泳ぐことはできなかったけど、こうしてトキヤと楽しい時間は過ごせている。
トキヤは後悔しているようで、すこし優しくしてあげたくなった。
「ううん、いいよ。トキヤと一緒に居れれば別にどこだって良かったし。」
「貴女という人は…」
「私といるときに色んな事で我慢されたくないし。」
「ありがとうございます。名前が大好きです。」
これも、いい夏の思い出、かな?