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「抵抗できないようにしなくてはいけませんね。」


「や…許して…トキヤ」


「…」


Aクラスの赤い鉢巻を手に取りのえるの手首に巻きつけると、一緒に頭側のベッド柵に縛りつける。そしてタオルでのえるの視界も奪うと怯えた声で懇願するのえる。


「ひぁあっ…ぁああ…あ、や…んん」


胸の頂きを捏ねただけで弓なりになって感じるのえる。
人間のものの認識は視覚が約9割を占める…その視界を奪われると神経が研ぎ澄まされるのでしょうか…元より感度のよいのえるがさらに敏感になっているのがわかる。


「ほら、乳首を弄っただけでこんなにピクピクして…いやらしい身体ですね」


「や、言っちゃ、だ…めぇ…あぁ」


「言って欲しいのでしょう?私に辱められて感じる変態なのですから。」


服をめくり、下着をずらしてまた両方のそれを引っ掻いたり摘んだり、引っ張ったりと弄る。
更に言葉で煽ると足を擦り合わせているのえる。熱を解放してやろうと腰を持ち上げるとハーフパンツを下着ごと脱がす。そして足を割るとすでに湿ったそこが現れた。そしてそこへ指ではない無機質なものをねじ込んだ。


「ひゃああっな、に…」


「さぁ、何だと思いますか」


「や…あぁああ、冷た…や、取ってぇ…」


出し入れを繰り返すと粘着音がして、挿入部からテラテラ光る愛液が溢れた。


私が挿入したものは冷却スプレー缶の小さいタイプのもの。直径2〜3cm程のそれは指よりは太いけれど、私のものに比べたら小さいが、慣れないものを含んだ蕾は無機質な刺激に涙を流すのだった。




「これが何かわかったら取って差し上げますよ」


「わか…ないよぉ…あぁあや、動かしちゃ…やぁ」


「だめですね。あぁ、ですが下の口はお気に召したようですね。パクパク動いて自ら飲み込もうとしていますよ」


「いや、わか…な…あぁぁ、取って…お願い…おねが…」


感じている半分、見えない異物に恐怖感の強いようで、ガクガクと震えながら私に許しを乞う。
普段は強気で明るい姉であるのえるのこのような姿が愛おしくて、辱めたくて仕方がなくなる。狂愛とはこのようなことを言うのでしょうか。


「どこにどうなってるものを取ってもらいたいのです?」


「…トキヤ…」


「………」


「……私の…中に入ってるの…取って…」


恥ずかしいのか中々言いださないのえるだったが、無言で言うまで待つと、少しずつ口を開いた。ですがそれでは足りない。「不合格」とだけ短く答えるとスプレー缶を深く突き上げるように出し入れを始めた。


「ひぁああっ…ん…ひぅ…あ、あぁ、あ…や、やぁ」


「のえる…」


「私のおマ…コ…ぁあ、グチュグチュしてるの…取ってくださ…ぃ…っあ、あ」


粘着質な音を立てながらスプレー缶が飲み込まれていくと、ゴツゴツした硬い素材がいいところに当たるのか身体をビクビクとさせながらよがるのえるをみながら、私はその淫乱な姿に興奮するのを抑えてもっとのえるを辱めようと答えを待つ。

するとのえるは感じながら私に厭らしく懇願する。

イキそうなのえるからすぐにスプレー缶を出すと蕾からピシャリと潮が吹いて出た。
そしてすぐに自分のものを取り出すとのえるの濡れた場所へ宛がった。


「いいですよ…私のものでかき混ぜてさしあげますね」


「ひぐ…ぁああ、や、やら…あぁあ、おっき…やぁあ」


熱く昂ぶったものを一気に押し上げると刺激が強いのか拘束された手首と手すりを結ぶ鉢巻が悲鳴をあげる様に音を立て、のえるの乱れた声と重なっていた。


「私のおちんちんは気持ちいいですか?」

のえるの両方の膝を掴んで自分の身体と腕を使ってグイグイと押しやると、肉と肉のぶつかる音と保健室のパイプベッドの軋む音も混ざっていく。
少し斜めにしたり、上から覆いかぶさるようにしたりと角度を変えながら攻め立てると、私のものを更にギューギューと締め付けるのえるの膣内。


「トキ、ヤ…やら、熱い…あ、あぁあ、中いやぁ…イッちゃ…イッちゃうよぉ…」


「いいですよ…私でたっぷりとイきなさい。」


私もすでに限界を迎えそうであった。中をかき混ぜる速さを増して、共に絶頂を迎えようとした。お互いに汗が滴って、私の汗はポタリとのえるの腹に落ちていた。













































また意識を失ったのえる。

はぁはぁと興奮を冷ます様に大きく空気を吸うと、近くにあったペットボトルの水を喉を鳴らして飲んだ。

身なりを整えると、目隠ししていた包帯は汗をふくんで薄っすら濡れていた。それを外して汗ばんでおでこにくっついたのえるの髪の毛をかき分けタオルで汗を拭いた。
そして拘束を解くと抵抗と快楽の証が手首に赤く痛々しかった。


「私は…どうしたいのでしょうか。」


自然にぽつりと零れた言葉に自分でもびっくりした。

彼女を傷付けてもきっと何も変わらない。
どうしたら貴女は私だけのものになってくれるのでしょうか。

優しくすれば、姉弟としての絆は強くなるでしょう…けれど、私は貴女の愛が欲しい。
ずっと昔から欲しかった。


手に入らないのなら壊そうと思った。だけど、触れれば触れる程、手に入らないものなのだと実感して衝動が止められなかった。





「…ときや…」




私の名前を呼んだのえる…寝言の様です。

赤く痕がついた手首に口づけして、薄っすらと開いたのえるの唇にもキスを落としてその場を去った。


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