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三枚目?バラエティー班?ただのムードメーカー?
現場の雰囲気を明るくしながらも、歌や演技は素晴らしいものがある。そこに魅了されるからこそ、彼はテレビに出続けることができるスター。

アイドルの道を生きることはできなかったけど、将来そうなる誰かを支える手伝いができたら、自分の果たせなかった夢をうらやむことはあっても、この世界を離れることはできなかった。


龍也先生の手伝いをしながらマネージメントについて勉強していたある日、突然現れた彼は私を魅了した。整った顔がふわりと笑ってこちらを見た後、「あ!りゅーやせんぱーい!」とその緊張にも似た空気を柔らかいものに崩した。
それから寿さんは仕事の合間に私のデスクに差し入れをくれた。都内で美味しいと評判のお菓子を買ってきてくれ、2人分あるからとお茶を入れて一緒に食べるのがいつもの流れだ。寿さんは撮影の時の面白かった事とか、すごかった事とか、嬉しかった事とか、家族の事を沢山話してくれた。私の憧れた世界の話はとても楽しくて、疲れを、辛さを癒してくれるようだった。時々スタッフの手伝いでスタジオに行った時、そこで見る寿さんはいつもみたい柔らかく笑うことはない。けれど、ニコニコ笑顔が絶えなくて、だけど真剣に共演者の演技や監督を見て台本に書き込んでいたりして、その横顔は凛としていて素敵だと思った。


******


「この前久しぶりに事務所に行ったら嶺二先輩にマネージャーがついたらしいぜ。すげーよな!」

「ブッキーに?あぁ、でもまぁブッキーは歌にドラマにバラエティーにマルチに活動してるもんね。レディのマネージャーだったら俺も大歓迎だな。ボスも俺に付けてくれればよかったのに。」

「そのマネージャー、大倉さんですよ。」

「「えぇ!?」」


しばらくして、社長からアイドルのマネージャーとしてアイドルを支える様にと言われて寿さんのマネージャーになった。最近の日課は仕事の後に一緒にご飯に行って、今日の反省会をすることだ。相変わらず仕事の話をしている時の寿さんはとても楽しそうで、真剣で、とってもキラキラした“アイドル”だった。
そんな日がずっと続くのかと思ってた。
学園時代から恋愛禁止を守ってきた自分が、彼に恋をしてるんじゃないかとちょっとだけ前進したようにも思えていた。

なのに、どうして…いつからこうなってしまったのだろう。


**********


「や、やだ…やっ、寿さ…もう…」

「嶺二って呼んでごらん。」


私の中で欲望のままに掻き回す彼が冷たく笑った。
どれだけ拒否しても寿さんは止めてくれなかった。それなのに、自分の体は自分のものじゃないみたいに奥を突かれる度にゾクゾクと粟立って背中が弓なりにビクついた。


「や、やだ、そこイヤ!や、…イっちゃ…」

「嫌じゃなくてちゃんと「いい」って言わないと気持ちよくしてあげないよ。」


抵抗しない様に私の腕を押さえつけていた手が解かれて、秘豆を弄り始めた。腰を打ち付けながら「クリおっきくなってきたね。グチャグチャ…」と煽られて限界が近づいた。


「あっいく、いく…イっちゃうっ…や、やぁ、っっっあっんん!!」

「もうイっちゃったの?」

「あっや、やぁ…だめ、も、イッちゃったから…や、あ、あんっ」

「イッた後だからいつもより余計に敏感になっちゃってるかな?でも、やめてあげないよ。」


達した後も、快楽と苦痛から解放されて息を整えることもないままに捻じ込んだ自身をグリグリと押さえつける。無意識に締め付けている所為か、敏感になった所為か、子宮の内壁に先程より生々しく感覚が植えつけられた。


「や…こと、ぶきさ…イ…イクッ…またイッちゃ…や、やだぁ…」

「中だけでイってみせてよ。気持ちよくなってる可愛い顔、僕に見せて?」


捕らわれた私は寿さんにされるがまま、快楽へと導かれていった。

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