そーゆうお年頃です。
今日は嶺ちゃんも音也もいないらしく、久しぶりにトキヤと二人きり。
トキヤのベッドに二人寄り添って、甘い一時に浸っていたのだった。


すると、突然トキヤの身が少し離れたと思ったら視界が真っ暗くなった。何が起きたのかわからず戸惑う私。

「トキヤ…?何!?ねぇ、トキヤ…」


「何って、目隠しですよ」


「いや、あの…」


いつも淡々と喋りますけどこの人。だけどこの状況でしっかり説明されるとツッコミ処は満載である。何から喋ろうか考えているとトキヤに引き寄せられ、後ろから抱きしめられた。


「たまにはこういった趣向もよろしいのでは?」


「…っ」


耳元で吐息混じりに艶っぽい声色で囁かれ、緊張とこれからの行為への期待と混ざって敏感になる。ピクリと少し反応するとトキヤは嬉しそうに笑った。


「おや、声だけでそこまで反応してくれると、こちらも遣り甲斐がありますよ」

クスクスと笑いながらトキヤが楽しそうに私の胸を揉み始め、時々乳首に擦れるように刺激をする。首筋をペロリと舐めてツーッと耳裏へ舌を這わすと気持ちよくて声が次第に漏れた。


「ん…ぁあ…やめ…ぁあ」


「ふふ、『もっと』…ですか?」


視界を奪われている状態のためか触れる部分に集中してしまうがトキヤの発した言葉に同時に羞恥心も煽られる。

服を捲りあげられ、白地にピンクの花柄レースのブラをグッと上にずらすとプリンと形のいい乳房が露わになった。
急に触れた空調で少し涼しく感じる空気を感じ小さく身震いすると、トキヤの手が直接私の胸に触る。形が変わってしまいそうな程強く揉まれるけれど、優しく乳首を擦られて時々軽く摘んでは固くなったそれをコリコリと捏ね繰り回す。

ピクピクと面白い程反応する私をトキヤはどんな表情で見ているんだろう…そう思うと子宮がキュンとしていやらしい反応を示す私がいた。


「ぁん…ぁあん、あ、トキヤ…ぁあ」


「もうここ、固くなってますね…気持ちいいんですか?」


「…ぅん…もっと、して…」


与えられるゆるい刺激は徐々に私を追いつめて、トキヤにおねだりしてしまう。

もっと…他の所もいっぱい触って欲しい。




「私は両手がふさがってしまってますから…じゃあ、別の人に頼みましょうか、ね…音也」




「お、音也!?」



私は耳を疑った。音也がここにいる???



「トキヤって本当にドS…名前が可哀想だよ」



急に部屋に音也の声が耳に入る。
本当に音也がいたのだ。私はこの状況にパニックだった。
トキヤは一体何を考えているのだろうか…不安にもなった。



「名前が求めるのだから仕方ありませんよ。私は名前を愛してますから」


「あーはいはい。ノロケ禁止〜。」


「すみません。つい…でも音也、名前に触れるのは今回許しますが、本気になったら許しませんよ。」


「わかってるよ。」


私の思考回路がフル回転している間にトキヤと音也の会話はどんどんすすめられていく。ハッとして2人に問い詰める。


「ちょっと、何!?2人で話進めないでよ!」


「あぁ、すみません名前。ですが、私と音也に凌辱されて名前がどれだけ乱れるのか、とても興味深い…貴女も、2人にされたらどうなるのか…興味がないと言いきれますか?」





あぁ、神様。この人すごい事言い出しましたよ…トキヤって真面目だし、追求心旺盛だから仕方ないのでしょうか…





「…でも、恥ずかしいし」


「だからいいんじゃん。ね、3人で気持ちいことしよ?」


もごもごと言い訳染みたことを言っていると、有無を言わさずの様に音也が私に近づいてポンポンと肩を叩いた。


「ひぁっ…やぁ…」


あまりにも明るい声色で言うため呆気にとられていたら、トキヤが「続きしますよ」と喋り、そのまま乳首に吸い付かれた。急な強い刺激に背中を弧にして大きく感じると、トキヤは気をよくしたのかぺろぺろと舐め回しながら、スカートをたくし上げ、下着をずらす。


「じゃあ、こっちも…」


「あ、や、いやいや!…音也…だめぇ」


「ダメ?じゃあ乳首こんなに固くしちゃダメだよ名前」


空いた片側の乳首に音也が触れる。引っ掻いたりクリクリと弄ってから、パクリと口に含み吸い上げる。
同じ場所でも別の2人が同時に刺激すると、左右でまったく違う刺激…


「ひぁあ…やぁ、乳首だけで何か…変…イッちゃ…」


「名前は本当に敏感で可愛らしい…」


今までにない感覚に捕らわれ、いつもの達してしまう感覚に近いような波が押し寄せてきた。目隠しされて、2人に弄られて…こんな見事に反応してしまう私は変態なのかもしれない。



「トキヤー、こっち弄ってもいい?」


乳首への愛撫を辞めた音也がトキヤに話しかけていた。こっちってどっち…?そんな事をボーっと考えていた。


「どうぞ、好きにしてください。」


即座に了承するトキヤ。よくないよ!っと思って反論仕掛けたけれど、トキヤの唇がそれを静止させた。


「トキ…ふぁ…ん…」


「ん…名前…」


トキヤの舌が私の舌を絡み取り、唾液を送られる。私の舌をチュルチュルと吸い上げた。緩やかな刺激に虚ろになっていると、急に足を広げられ、内股を撫でられた。
そして既に濡れそぼったそこを触るとクチュリと厭らしい音が部屋に響いた。


「んんんっっっ!!!ふぁ…ひぅ…ぁ、ぁああ」


「名前のここ、ぐちょぐちょ…」


「音也…それ…いや…」


音也はわざと敏感な芽を避けるように周りを撫でまわす。自分でもわかるくらい蕾からはヒクヒクと愛液がお尻の方まで垂れ流れているのがわかって恥ずかしい。


「ん〜?何?どうしてもらいたいの?」


「あぁ、本当にトロトロ…もどかしくて自分から腰を動かしているなんて淫乱ですね。ほら、ちゃんとお願いしてください、でなければわかりませんよ。」


音也の指とは違う動きでピンっと敏感な部分を弾いたトキヤ。
そして、今までされていたアイマスクを外した。薄明りの小さなオレンジ色の照明だったけれど、少し眩しい。
見上げるとトキヤと音也がニヤリと笑ってまた態と一番感じる所をさけるように刺激を与えられた。どれくらい続いただろうか…自分から腰を動かして指が当たるようにするけれど、あたりそうなところでスルリと避けられてしまい、イけそうでイけない状態が続いてもう限界だった。


「あ、ぁん、うぅ…お、お願い…もっと、して欲しいの…イきたいのぉ」



羞恥心が少し残る中、それでも快楽を求めて2人にねだる。すると音也がゴクリと生唾を飲んで、「すっごい可愛いから本当はもっと焦らしちゃいたいけど…」と興奮しているようだった。


「総合的に見て、私よりも音也の方が確実に鬼畜ですよ」


「えー?そうかなぁ」


「えぇそうですよ。…音也、名前が欲しがっていますから頼みます。」


「了解。」



音也の指が膣に入り、ジュポジュポと音を立てて出し入れされる。
指を曲げられていいところに擦り付けられるようにそこを刺激され、そのまま音也の顔が足の間に入り混んできた。
クリトリスにヌメっと熱い舌が当たるとまた大きくピクリと反応する私。

それに気をよくしたのかグッと顔が埋められ、それを舐め回し、円を描くようにしたり上下左右に舌を動かして溢れた蜜をクリトリスと共に吸い取る。時々軽く歯を立てて甘噛みされてビクビクと弧を描きながら絶頂に向かっていった。


「やらしい恰好ですね、名前。」


「ふあああん…あ、ぁあ…んぁあ…トキヤ…見ない…でぇ。」


「私に見られて蔑まれて更に感じる変態でしょう?」


「ううぅ…あぁん…ひぁ」



快楽が押し寄せて話すこともできないくらいだった。辛うじてトキヤの問いに頷くと、トキヤはニコッと優しく笑って私の汗ばんだ額を撫でた。

いつの間にか片手にハンディカメラを持っている。もしかしたら目隠しされた時からずっと撮影されていたのかもしれない…


「可愛い…名前、私のものも気持ちよくしてください」


「ふぁ…ん…ふぁ…」


トキヤが片手で下着をずらし、カメラを構えた。
すでに主張して大きく反り返ったものを愛おしそうに眺めると、躊躇することなく口へ含む。そんなに上手ではないけれど、今までトキヤに教えてもらった事を思い出しながら舌を使って愛撫する。
くびれた部分に舌を這わして吸ったり、先に舌を押し当てながら手で上下に扱いた。時々トキヤをチラッとみると、うっとりした顔で感じているようで私は嬉しかった。


「あぁ…上手ですね」


「名前、こっちも集中してね」


トキヤへのフェラに集中していると、急に音也がチュウッッと強くクリトリスを吸い上げた。ピリリとする痛みと共にまた自分から蜜が溢れ出るのがわかる。



「あぁ…ふぐ…いふ…いっちゃ…うぅ…ひぁあああ」


「イってもこちらは疎かにしないでくださいね」


「ふぐ…ん…ふ」


音也の愛撫で達してしまった私は、トキヤに頭を支えられ、トキヤのものを押し当てたれる。ただでさえイッたばかりで息が乱れているというのに、さらに無理矢理口を塞がられ、息が上手くできず少し苦しい。



「名前、入れるよ?」


「んんっ…!?」


空気を吸おうと喘いていると、音也がまた私の足を開いて自分のものを私に押し当てた。大分慣らされた所為か、グチュリと音を立ててめり込まれていった。




「く…あぁ、名前の中気持ちい…入れただけでイッちゃいそう」


「や…あ、音也…おっき…」



音也が前のめりになり私の胸へ倒れこみ、入り口付近まで抜いた物をゆるゆると動かし始めた。余裕を取り戻した音也はまた体勢を整えて一気に最奥へと突き上げたのだった。


「ひあぁ、あん…あぁ…や…おとやぁ…ダメ、奥ダメェ」


「名前こっち見てください、ちゃんと感じてるいやらしい顔撮ってさしあげますよ」



子宮にガツガツと突き上げられ、苦しくて気持ち良くて、声が止まらない。そんな中、トキヤが私の顎を捉えてそちらを向かせた。すると、カメラのレンズが目の前にあったのだった。



「いやぁあ、あぁ、イッちゃう、またイッちゃうよぉ」


「いいよ、イっても…は、俺も…イく…」





カメラを構えたトキヤの前で音也にイカされてしまった私。
虚ろな中、トキヤが音也にカメラを渡していた。



「音也、今度はカメラをお願いしますね。」


「うん、わかった。しっかしトキヤも十分鬼畜じゃん」


「うるさいですよ。」


「はーい」




トキヤが私の髪を撫で、優しいキスを落とす。



「名前…折角ですから楽しんでくださいね」


「や…トキヤ…もう」


これから押し寄せる快楽にしり込みをする私を引き寄せ、足を開かせると固くなった物を擦り付けた。


「これからですよ」


「ひぁあああ!あぁ、あ、あん…」



音也のもので達し、まだ敏感になっているところに容赦なくトキヤのものが入ってくる。内壁にぐりぐりと擦り付けられながらゆっくりと最奥を突かれ身体に電流が走ったような刺激が私を襲った。


「気持ちいですか?」


「んああ…トキヤの…おちんちん…気持ちぃ…」



トキヤの首に腕を回し抱きつくと、トキヤも抱きしめ返してくれた。そして最奥をガツガツと突き上げ、時々角度を変えては私を犯す。


「やあああ、いっちゃ…あぅう…」


「いいですよ…っ…一緒に、ね」


「うん」


二人で汗まみれになりながら、ニコリと笑いあい、一緒に絶頂へと向かったのだった。


やっと落ち着き、最後にシャワーを浴びる。
まだ足腰が立たず少しふらつくけれど、怠い身体を何とか支えようとやっとのことでシャワー室からでた。

すると、リビングから何やら話し声が聞こえてきた。



「いいじゃん〜俺にもデータコピーして頂戴よー」


「だめです」


「トキヤのケチー!協力したんだからちょっとくらいいいじゃん。」


「貴方もいい思いをしたんだからこれでチャラですよ。」


「えー一人で楽しむんだ変態〜」


「何を言ってもだめです。…ただ、これから再生して確認しますけど…」


「わーい!!!」


コイツ等…


「トキヤッッッ!!!!音也ッッッ!!!!」



「「す、すみませんっっっ」」





ドアを勢いよくあけ、仁王立ちになって鬼のような形相で二人を睨んだ。
もちろん、私の説教が延々と続いたのは言うまでもない。


とってもやり過ぎですけど、
でも 


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