だいたい会話文






( 神+花 )

「あっ神崎先輩!」

「お前、確か……」

「花澤っス、花澤由加っスよ!偶然っスねーまさかスーパーで会うとは!」

「そうだな」

「うちは今からなんスけど先輩はもう帰るとこみたいっスねー」

「今出てきたんだしな、見りゃわかんだろ」

「何買ったんスか?」

「あ?決まってんだろ、ヨーグルッチ」

「……他には??」

「ヨーグルッチとヨーグルッチとヨーグルッチと……」

「その袋の中全部ヨーグルッチっスか!?鬼パねぇ!!」








( 姫神 )
※胸焼けする甘さ


掴んでいた手を引き寄せて神崎を腕の中にすっぽりおさめる。ぎゅう、と抱きしめて肩口に顔を埋めたら石鹸のいい匂いがふわっと鼻先に香った。
何だか無性にキスしたくなって、首筋に軽く唇を押し当てる。急なそれに驚いたのかひくりと震わせて身を捩った神崎の身体の拘束を弛めてやると距離をとろうと後退ったからあわててまた引き寄せた。

「コラ、逃げんな」

「お前が急に変なことするからだろうが!!」

「だってキスしたくなったんだからしょうがないだろ」

「っ、アホ!!……だったら口にしろやハゲ!!」

「誰がハゲだおい、って、えっ、何、いいのか」

「だああうっせえ!んなこと聞くな!……っするならさっさとしろ、ばか」

「じゃあお言葉に甘えて」

「ん、」


補足:場所が姫川さんのマンションのお部屋で神崎くんは風呂上がりな設定








( 姫神+神崎兄 )
※クリスマスの頃のお話
※神崎兄捏造
※電話での会話


「もしもし、」

『あ、もしもしはじめ!?』

「うん、まあ、俺の携帯だし、」

『だよねー。元気にしてる?風邪引いてない?』

「何ともねえよ。……で、零兄、何か用事か?」

『そうそう!今日の午後からと明日のクリスマス仕事休みとれたから兄ちゃんと一緒に過ごs「ごめん、もう一緒に過ごす奴いるから無理」……そっか、』

「…………。」

『…………。』

「……っ、」(気まずい)

『……はぁ、』

「!!れ、零兄、その、あの、本当に、ごめん、」

『……今からちょっととか明日ちょっととかも無理なのか?』

「に、2泊3日で、朝もう出発して、今乗り換え待ちしてて……」

『…………。』

「れっ、零兄ちゃ」

『ぐすっ……メリークリスマスはじめ』
プツッ、プープー

(な、泣かれた……!!)


「神崎、何だ、そんな顔して…」

「ひっ姫川ああああ」

「うわ!急に右ストレートかまそうとすんな!!何だどうした何があった!?」

「何で出発昼過ぎにしなかったんだアホおお!!」

「は!?」



補足:24日早くに出発して26日に帰ってくる予定を組んでいた姫神クリスマス2泊3日の旅行。お兄ちゃんが電話をかけて来たのは姫神が出発したあと。




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