2013/06/29 23:18

お互い初恋の中学からの付き合いで現在大学生で半同棲してて日常で普通に彼氏のトランクスを履くキッドちゃん♀と洗濯しても自分のトランクスがなくなる彼氏。

「あれ、キッドおれのパンツ知らん?」
「履いてる」
「またかよ! 自分の履けよ!」
「寝るとき楽」
「そのまま学校行くくせに!」
「浮気防止になっていいだろ」
「……たしかに、じゃない! 騙されねェぞ!」
「ちっ」
「舌打ちすんな」
「おれのパンツお前が履きゃあいいだろ、ほら名案」
「名 案 じ ゃ ね ェ よ !」
「うるっせェな、毎日欲情しなくて済むだろよかったな」
「お前が自前の下着で寝転がってるからって欲情しな、痛っやめろ! おれのプラモ投げんな! ……っ、あああああああ! 折れた! 折れたあああ! バカああああああ!」



雨に降られてずぶ濡れになってとりあえず家に上げたけど着替えがないクロコダイルさん♀に自分の服一式を差し出す部下彼氏。

「ク、クロコダイルさん、こんなんしかないんですけど」
「あァ、なんでもいい。悪ィな」
「い、いえ!」

〜風呂後〜

「出たぞ、お前も入って……どうした」
「いいいいえ! なんでも!(うあああああ彼シャツ彼パンツ可愛いうわあああああああああああああ!!! くっそ無防備!! クロコダイルさんがおれのシャツとパンツ履いてるー!! 悶え死ぬウアアアアアアア!!! 襲いてェ!!)」
「(わかりやすい顔しやがって……)おい」
「は、はい!?」
「さっさと入ってこい、寝ねェで待っててやるから」
「!!! はい! すぐにでも!!」
「……ああ(仕事でもそれくらいの覇気出せってんだ全く)」



帰ったらドフラミンゴ姉ちゃん♀が風呂上がりにタオル肩から下げておれのパンツ一丁でアイス食ってたという高校生の弟。

「ちょ、姉ちゃんそれ……」
「あ?」
「おれのアイス……」
「ツッコミどころそこじゃねェだろ」
「いや姉ちゃんがおれのパンツ一丁とかいつものことじゃん。腹冷えないの? いつ見てもその格好女じゃねーわ」
「あァ? てめェにはこの胸が見えねェのか?」
「恐喝かよ。姉ちゃんでけェけどそんなん脂肪の塊じゃん……おれ脚派だから」
「生意気なやつだなお前」
「あ、部下のローさん紹介してよ、あの人の脚やばい。好みドストライク」
「ガキにゃ早ェよバーカ」


あとエースちゃん♀ルフィちゃん♀あたりもドフラ姉ちゃん♀と同じような格好してそう。あちィー!みたいな。エースちゃん♀は胸ないといいな……いや、あってもいいけど。ドフラちゃん♀もなくてもいい。なんでもいい。
ちなみにキッドちゃん♀は学校で体育のときとかにローさん♀あたりによくつっこまれます。

「おまっ、……男物……やっぱ男だったのか」
「なわけねェだろバカ。彼氏のだっつーの」
「なんで彼氏の履いてんだよ。頭おかしいんじゃねェか」
「うるっせェな、黙ってろ処女」
「誰が処女だ!!」

ローさん♀は遊んでそうに見えて処女でも美味しいですママ。ローさん♀はキッドちゃん♀と彼氏が歩いてるのを見て驚愕する。キッドちゃん♀の彼氏は見た目が眼鏡かけてるインテリクール系のイケメンなので、二人で歩いてると正直言って似合わない。中身はただのミリオタなので、一緒に兵器博物館とか軍隊のパレードとか観に行くというデートコースが定番。趣味があうって大事。ついでにいうと欲情しないっていうのは下着で欲情してるわけじゃねーし!っていう話。多分、大学卒業して職が安定したらすぐに結婚する。

「キッドー」
「あ? なんだよ」
「そろそろ生活も安定してきたし籍入れようか」
「……おい、今言うか、今! おれの格好見てみろ!」
「いつも通りじゃん」
「お前のパンツ履いてるんだぞおれは!」
「いつも通りじゃん……今更着飾られても困るし……」
「お前はそれでいいのか! 今日が記念日になるかもしれねェのにこんな女を好きでいられるか!?」
「うん。大丈夫おれそのままでも普通にムラッとするから」
「!!!!!」


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