ここは、ゼウス中の寮の中
私おっきなにんじんさぁんっは大変なバカなので勉強中
そんななか、邪魔者がやってきた

「にんじんさぁんっ!!かまってえええっvV」
『うわ、ちょ、照美はなして』

そう、亜風炉照美。通称アフロディ
私がゼウスに入ったときから、私に引っ付いてくるのだ。
最初は女の子だと思ってたから良いものの
後で男の子と知ったときからは避けるようになった
いや、別に男子恐怖症とかではないけど・・・ね?

「やだよ!にんじんさぁんっが照美かまってくれるまでやだ!!」
『うー・・・今勉強中なのー』

なんでこの人はこう、わがままなんだ。

「むぅ・・・・何それ!!照美より勉強のほうが大事なわけ!!」

ウザイ質問してくるなぁ・・・。あれじゃん、私と仕事どっちが大切なわけ!?てきな?
これは、スルーが一番だな

『はいはい、本返して』
「やだ!ちゃんと、返事して!!」

頭固いな・・・。

『あー、はいはい亜風炉君ノホウガ好キデスヨー』
「カタコトじゃやだ」

めんどくせえええええっ、もう本当にスルーしてやる

『んー・・・。』
「ねぇ・・・にんじんさぁんっ?聞いてるにんじんさぁんっ?」

さびしそうな顔してるけど、無視だ無視

「にんじんさぁんっ・・・無視はやだよおっ・・・」
『なら本返して』
「それは、やだ!にんじんさぁんっが照美のこと好きって言ってくれるまで言わない!」

頑固すぎるだろー・・・、もういい

『じゃあ、他の勉強する』
「え!?」

〜数分後〜

亜風炉君があまりにも静かなので周りを見渡すと
私の部屋の隅で座っている
すすり泣いてる声も聞こえる
そろそろ、かわいそうかな

『亜風炉君?』

私が喋りかけた瞬間彼は元気になり

「照美と遊ぶ気になった!?照美に好きって言う気になった!?」

といった。

かまってくん
(ずっと前からすきだっつうの)(本当に!?にんじんさぁんっ大好き!!かまって!)(それは勉強の後ね)(ガーン)


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