赤糸さんからのリクエスト









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ツンツンと後ろから肩をつつかれる

『おいうんこ頭ー』

後ろを振り向くとおっきながいた

「もぅ、やめてよぉ・・・今は違うでしょ」
『でもうんこ頭だったのは変わらないでしょー?』

彼女はにかっと笑う・・・

「うぅっ・・・ひどぃよ・・・」
『あ、それとも抹茶ソフトのほうが良かった?』
「んなっ!!こんどは食べ物!?」
『あっはははははっ』

うぅ・・・なんだょ、気にしてるのに・・・
あの髪型だって基山が言わなければやってなかったのに・・・。
もう黒歴史に触れないでくれょ

『おーい抹茶ソフトくーん?』
「あ・・・そうか!!」
『うぉっ!?』

おっきなの弱点を知れば
もう髪の事について言われなくなる!!
俺は気がついたら基山のところへ行っていた

『あれー?うんこ頭ー?どこいくのー?』

ぐさっ・・・彼女が最後の最後まで俺のことをそう呼んだことに
俺は傷ついたが、今はそれどころじゃなかった

「ねぇ、基山!!」

基山は吹雪と一緒におかしを食べながら喋っていた
(お前らは女子かっつーの・・・)

「ん?どうしたの、リュウジ」

二人とも一斉にこっちを向いた

「ぜぇぜぇ・・・あの・・・っさ・・・おっきなの弱点って知ってる!?」

走ったせいか、息が荒い
そんな俺を無視して二人は顔を見合わせて笑っている

「緑川君そんなこともしらないのー?」
「世間知らずにはこまったもんだねー。」

二人はニヤニヤしながらこっちを見る

「え?どういう意味・・・?」

俺が聞くと彼ら二人は声をあわせてこういった

「「彼女君の事が好きなんだよ」」

はぁああああっ!?
俺はびっくりしながらも
彼女の元へもどった・・・。
もしかして、俺ら両思い?
でも、両思いになっても髪の事いじられそうだからなぁ・・・
そうか・・・しばらくは遊んでおこう

「ねぇおっきな」
『何ー、うんこ頭」

う・・・やっぱりぐさってくるな・・・
まぁいいや、我慢だ俺・・・。もうすぐ

「おっきなって俺のこと好きでしょ」

俺は満面の笑みで言ってやった


下克上
(な・・・なんでそれをっ///)(うっふふー♪)


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