べちゃっ!!

『ぎゃーっははっあはははははっ、引っかかった引っかかったー!』
「ぷぷっ、バーン様アホ面ぁ!!」

私たち(ネッパーと私)は、バーンに持っていた緑色のスライムを投げつけた

「お〜ま〜え〜らああああああああああっ!!!」

バーンはもちろん怒るww

「げ、怒った!!逃げるぞにんじんさぁんっ!!」
『きゃっきゃっ』

私たちは人を怒らせるのや困らせるのが好きで
小さいころから一緒に悪いことをしていた
いわば、悪友だ。

「こらあああっまてええええええっ!!!」

大抵バーンは私たちのターゲットになる
いつもいつも、悪戯されるのはバーンだ

『にげろおおおっ!!』
「いやっふー!!」

私たちは全速力で走りながら逃げる
ああ、なんでこんなに楽しいんだ。
私はこの時間がいつまでも続くと思っていた・・・。
そう、願いたかった。





「ネッパー君!ずっと好きだったの!付き合ってください!!」

私は聞いてしまった・・・。
ネッパーが告白されていた
ただの幼馴染なのに・・・友達なのに・・・私の胸はずきずきして涙が出てきて
気がついたら逃げるように走り出していた。



〜〜ネッパー視点〜〜

「ネッパー君!ずっと好きだったの!付き合ってください!!」

いきなり呼び出されたかと思ったら告白だった
はっきりいって俺は昔からにんじんさぁんっにしか興味がない

「ごめん・・・俺他に好きな人がいr・・・」

俺は断ってる途中に、なきながら走ってるにんじんさぁんっを見た

「え、あ、ちょっと待ってよ、ネッパー君!!」

俺は無意識に走り出して、彼女を追いかけた
にんじんさぁんっはそんなに遠くには行ってなくて、すぐに見つかった

「おい、にんじんさぁんっ!!」

俺は彼女の腕をつかんだ

『な・・・なによぅっ!!』

〜〜〜〜

ネッパーにつかまった
私に何のようなの?可愛い彼女がいるくせに

『何よ!!新しい彼女さんはもう放置!?』
「んなっ、だから誤解だって!!」

彼を振りほどいて逃げる

「にんじんさぁんっ!!」

でもネッパーによってすぐ阻止されたのは、良いものの
彼に抱きしめられているではないか

「なぁ・・・にんじんさぁんっ・・・。」

ネッパーの声はいつもよりワントーン低かった

「俺は・・・お前と初めてお日様園で出会ったときから、お前がすきなんだ・・・。」

私はネッパーが言ってることにびっくりした

「だからさ、お前に彼女いるとか思われるの嫌なんだわね?」

ネッパーは私を少し放し、向き合うようにして目を合わせた

「俺、お前が好き、大好き、愛してる・・・。だから、付き合ってくれ」

その目はとても真剣だった

彼の瞳
(う・・・うん・・私も)(え、マジで!?)(ネッパー顔真っ赤・・・。)(んなっ///)
- ナノ -