シズデレラ×継母注意
某フォロワーさんに勝手に捧げます








昔々あるところに、シズデレラというそれはそれは美しい青年がいました。そしてそんなシズデレラは、これまた美しい継母と二人で静かに暮らしていました。暴力は嫌いだ、が口癖なシズデレラにとって今の生活はひどく幸せなものでした。ちょっぴり激しい継母との喧嘩以外は、穏やかに毎日が過ぎていきます。甘く愛しい時間が――「ばっ、か!止めろよ、死ね!!」――時間、が、――「うるせえな、手前はあんあん言ってりゃいいんだよ」――とりあえず仲睦まじいのは確かです。
「ひっ、ど、どこ舐め……や、ぁん……っ」
もぞ、と継母が細い腰を揺らしました。ふわりと裾が広がるタイプのドレスを好んで着ることの多い継母ですが、今日はいつもより膨らみが大きいようです。もこもこと不自然な形に膨らんだ布の端から覗くピンクのフリル――シズデレラのドレスです。もこもことスカート部分が動くたびに上がる継母の声は、ひどく艶めいていました。
「あ、んぁ、シズ、ちゃん……っ」
継母が切なげにシズデレラの名前を呼びます。それに応えるようにまたもこもこと動くスカートの下から、くぐもった声が聞こえてきました。
「ちゃんと足開け。舐めにくい」
「な、舐めちゃ、やだあ……ああっ、ん!」
「俺は舐めてえんだよ」
「やっ、やぁん……きもち、わる、い……っ」
喉を晒してのけぞる継母の姿が見えているかのように、シズデレラはふっと笑いをこぼします。そして吐息を吹き込むように、うそつき、と囁いて継母へのイタズラを再開しました。ズロースの下で可愛らしく勃ち上がったものを扱いてやりながら、滑らかな太ももとぷっくりしたお尻を舌で何度も往復します。吸い付いて花を散らして気まぐれに歯形を残すと、しなやかな脚はぷるぷると震え、それがまたシズデレラの様々な感情を燃やしてやまないのでした。
「臨也……可愛い……」
「あっ?あっ、あ、だめ、だめやだやめ、」
「やめるわけねーだろ」
シズデレラは長い指を伸ばして両手で継母のお尻を鷲掴み、ぐにぐにと揉みしだきました。決してやわらかくはないその部分にひどく興奮しながらしばらくそうしていたシズデレラでしたが、ふと思い立ってそのままぐいっとお尻を左右に割り開きました。
「っ、ひぁ」
目を見開いた継母の口から、羞恥と困惑に染まった声がこぼれ落ちました。それを心地よく聞きながら、シズデレラは小さな蕾にごくりと喉を鳴らしました。
「……ひくひくしてる」
「〜……っ……き、らい!だいっきらい!」
「俺は愛してる……ここも、好き」
「ぅ、やあああ……っ」
二つの膨らみの間に鼻先を埋めるように顔を押し付け、本人よりもずっと慎ましやかな穴の入り口にちゅっと音を立ててキスをすると、ドレスを握る継母の手に力がこもりました。最初は布の上からナイフを突き立てられたものですが、刺さらない上に力が抜けていく状態では何の意味もありません。今では片手で手すりを支えにし、もう片手でドレスを掴んで耐えるので精一杯でした。
「変態変態変態!!ローションでもなんでも使えばいいだろ!?」
「いやだ」
シズデレラはあっさりとそう言い捨てて、そっと舌を伸ばしました。そして継母が暴れ出す前にと、早々にすぼめた舌を穴に捩じ込んでしまいました。継母の背中がピンと硬直し、次いでぶるぶると震え出します。舌を動かして、吸いついて、舐めて、シズデレラは丹念に愛撫を施していきます。ぴちゃぴちゃという音に羞恥心を煽られるのか、継母はぶんぶんと頭を振って喘ぎました。
「や、やだ……あ、ん……いやあ……っ」
「やだやだ言うなよ……傷つくんだぞ」
「あぁっ、だって……そ、こ、ばっか……前、触って、擦って……ぐちゃぐちゃにして、よ」
熱に浮かされたような継母の言葉に、シズデレラの理性は燃え尽きていきます。乞われた通りに前に手を這わせ、先走りで濡れたそこを優しく撫でました。いやらしく揺れた腰を誉めるように片手でやんわりと包み込んで扱くと、甘ったるい声がシズデレラの鼓膜を溶かしていきます。
その声がもっと聞きたくて愛撫を性急なものにしながら、後ろの穴に指を這わせます。つぷ、と潜り込ませた指はきゅうきゅうと締め付けられ、中に入ったときのことを想像するだけで達してしまいそうでした。
「あっ、ひぁ、そん、そんなぁっ……いっしょに、とか無理、むり……き、きもち、い……よぉ……」
涙混じりになっていく声に、シズデレラの興奮は増すばかりです。指を増やしながら、弱いところを擦ってはつついて刺激すると、継母はあられもない声を上げて手すりに額を擦りつけました。がくがくと震える脚は、もう立っていられないのでしょう。最後に穴を広げるように軽く折り曲げてから指を引き抜き、シズデレラは継母のドレスをくぐり抜けました。
「ひゃっ……ぁ……」
「あー暑かった……」
「ば、か」
「うるせー」
支えを失って崩れ落ちた継母を見下ろしながら、シズデレラはぐいっとドレスの襟元を広げました。継母は息を整えるのに必死で気づいていません。これ幸い、にやりとシズデレラは笑いました。
「臨也ぁ……イってねーよなあ?」
「え……ああ、うん……でも別、にっ?」
きゅっと締まった腰に両手を回して、シズデレラは羽根のように軽い体を抱え上げました。そのまま、先程まで継母が掴まっていた手すりに継母を座らせます。嫌な予感に青ざめる継母をうっとりと眺めながら、シズデレラは紫色のドレスをたくし上げて手を突っ込み、自分が色づかせた脚をいやらしい手つきで撫でまわしました。
「臨也、挿れてって言えよ」
「ふざけんな、ぁっ、死ね!」
「言えよ、なあ。すっげえことしてやるから」
吐精を促すように性器を愛撫しながらも、最後の一押しは与えません。継母は切れ切れに喘ぎながら、悔しそうにシズデレラを睨みつけました。覚えてろよ、そう声にならない声で呟いたあと、迷いながらも口を開いて舌を覗かせます。
「シズちゃん……ね、もう、いれて」
「……やべ、想像以上……」
興奮に掠れた声でそう言って、シズデレラは自らのドレスをたくし上げました。とっくにガチガチになっているものをぴたりと穴にくっつけて、ぬるぬると擦りつけます。焦れったさに継母が声を上げかけた瞬間、狙い済ましたように奥までめり込ませると、その口からは文句ではなく甘い喘ぎが飛び出しました。
「やっ、あああああ……っ」
「っ……すげ、気持ちいい……」
「あ、し、しず、シズちゃんっ……揺らして、もっと、いっぱい……っ」
「いざや……っ」
肌と肌がぶつかる音と、荒い息と、艶かしい声。絡む視線に誘われるようにくちづけを交わして舌をもつれさせながら、互いに腰を揺らして快感を追いかけます。
「あっ、ああっ、シズちゃん……や、はげし、……落ちちゃう……っ」
「っは、掴まってりゃいいだろ、が」
「ふっ、ん、んんっ……あっ、そこ、やだ……!」
必死で縋ってくる細い腕に首をかき抱かれながら、艶やかな黒髪に繰り返しキスをしました。うねるように包み込む粘膜が気持ちよくて、腕に抱いている存在が愛しくて、不意に泣きたくなるのがいつも不思議でした。
「あっ、やだ、やだ、だめイく、イく……っ」
「臨也、っは、臨也っ……愛してる……っ」
「あああっ、あ、ああんっ……ば、かぁ……俺も、だってば……も、だめ、イっ、出ちゃ、あああああ……っ」
「っ、く」
ぎゅうぎゅうとしがみつきながら甲高い声を上げて射精したせいで、締め付けている肉がうねって大変な快楽に襲われました。そのまま後を追うように達したシズデレラの鼻先に、継母ががぶりと噛みつきます。
「へんたい」
目は潤み、頬は真っ赤で、口の端には唾液が伝っていました。淫靡なその表情に、またしてもぞわぞわと背筋を興奮が這い上がります。からからのくちびるを潤すように舐めて、シズデレラは継母のくちびるにキスをしました。
「嫌いかよ?」
「……ううん」
すきだよ、小さく囁かれたその言葉は、シズデレラにとってはガラスの靴よりもずっと大切な宝物なのでした。


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