Clap



「ねえねえねえねえ」

「………」

「聞こえとるー?」

「………」

「なんで無視しよるんよー!」

「………」

「研二さん寂しいばい…」

「……っ、なんであたしが無視してるか分かってんの?」

「え、分からん」

「…はあ。じゃあ教えてあげるけど、この卑猥な本は何?」

「ちょ!そ、それは!!」

「さっき部屋の掃除してたら出て来たんだけど随分溜まってらっしゃるようで」

「う…。け、研二さんも男ばい…仕方ないもん…」

「別にこういうもの見るのは構わないのよ?でもね、なんでよりによって人妻モノなの!」

「だ、だって好きなんだからしょうがないでしょ…」

「あたしじゃ不満?奥さんとしての自覚ない?(ぐすっ)」

「!!!(きゅん)そんなことなか!!充分魅力的だし不満なんてなかよ!!」

「ほんとにほんと…?」

「ほんとにほんと!!不安にさせたお詫びに何でも言うこと聞くけん言うて?」

「なんでもいいの?」

「よかよー!男に二言はなか!!」

「じゃあ今後人妻モノ見るの禁止ね」「わか…っ、え?」

「なんでも言うこと聞いてくれるんだよね?(にっこり)」

「…………!!!」


(研二さんの可愛い可愛いお嫁さんは)
(想像を越えるほどの演技力でした)



お次はガーリーなあの人です。
よかったらぽちっと(^-^)!


20120917


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