身の上を否定的に捉える六年生くのいちと中在家の話
タイトル:てを、
中在家連載で、アンハッピーエンド。切ない感じ。
これまで、くのたまのヒロインでしかも理由はどうあれ「孤児」という設定を多く使ってきました。(好き好んでくノ一になりたいって子もいないだろうし、親もいないはず。娘にくノ一になれというのは孤児と忍家ぐらいじゃないのか。)
今回も例に漏れず、孤児。
異なる点を挙げるなら、他のヒロイン達よりもずっと否定的に物事を捉える性格の子。今までは、孤児と言っても明るく振舞っていたり、諦め、理解している子をヒロインにしていました。
が、しかし。自分の運命なんて仕様もないものを永延ぐだぐだと考え、周りの子を羨む子を今回書きたい。
病んでる、ってわけでもない。根暗ってわけでもない。ただなんとなく、孤児の子でも裕福な子でも、その綺麗なところが羨ましい。「いいなあ、いいな」と指をくわえて彼女たちを見つめるだけ。大人になりかけた子供。
そんなヒロインと長次の連載が書きたい。
書きたい書きたいばっかり・・。でも珍しく最後まで話が決まってるのでつい。
20120125