さて、今回の爆弾魔について移動しながら考えるとしようか?
ロキは相変わらず屋敷内で暴れながら楽しんでいる。
脳内会話はしないほうがいいだろう。
それ故に爆弾魔について考えるのだ。

私の立場はどんなところにいるのだろうと思えば、
機関に所属してはいないが、ロキのサポートをしている者、だろう。
ロキと神澤狼稀の間は何かがあるという情報は一切ない。
故に影の協力者ということになる。

そして、影は絶対に表舞台へは出てはいけない。
私が特別高等警察通信指令課にいるのは、簡単に言えばお金がないのだ。
昔、ヤツはこの特高で名前は違えど働いていたらしいのだが、
いかんせんそこで上司とモメてやめたらしく、そのあとは人間の下で
働くのは面倒だといい、ニート生活をはじめた。

そこで顔も割れてないであろう私の出番だ。
呪われた能力を使えばロキと神澤狼稀の姿は全然違う。
故に働ける。
当時の私は思わずロキに言ってしまったため、何故か特高で働かせらることになった。

最初は通信指令課ではなく二課に所属しようと思ったんだけどね。

さて、今この話はいいだろう。
今考えるべきは爆弾魔だ。

確か彼女はカノッサ機関の黒のポーン、つまりロキが管轄しているほうの
末端の人間ということだ。
呪いを一時的に解除したり仕事を休んだりして、私は(ロキに命令されて)末端のほうまで
色々と調べているのだが、彼女は自称『荒神一族のゴミ焼却炉』らしい。
私の勝手な予想だが前世あたりで荒神一族だったのでしょう。

さて、そんな彼女が今回どう動いたか、である。
私がNECTERの一件を知ったのは松田永江が動いてからだ。
彼女は荒神一族のためにうごいているのだろうが、椿組からすれば
≪カノッサ機関≫の名前が出てくるだろう。

荒神の名前など出てこないだろう。

まったく面倒なことをしてくれた。
お蔭でこんなロキが楽しそうに人を襲っているではないか!
別にいいんだけど。


たかが今回の件で除籍などはないだろうが、
これからはもう少し考えて動いてもらいたいものだ。
なんせ私たちはやりたいことを何一つとしてできていないのだから。



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