夢の中でさえ、貴方は私を拒絶する。
この想いに先はない
始まってもないから終われない
深い海の底で息をする
倒錯の箱庭
間違っても君を好きにはならない
だからその手を離して
そのときは僕を呼んでね
あなたの首を掻っ切る季節
煩わしい春のことです
ある淑女が言うことには
それで復讐のつもり?
もっと、力を込めないと。
優しい季節がやってくる
君がいてよかった
ただ、そんな簡単なことなのに。
僕が君に意味をあげる
そんな優しい君だから
いつまでも一人のままで
僕なら君のこと、うんと分かるよ。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

私が傷付いたときは、きちんと貴方に言ってあげる。
その時は「うん」と言おうね
もう、さよならなんて言わないから。
まだ、生易しい。
こんなの序の口、です。
悪夢は、まだ、始まったばかり。
大丈夫、心配しないで。
愛し愛される為に必要な、いくつかのこと。
違う生き方があったかしら
忘れましょう、そうしましょう。
こんな、恋心など。
そんな別れもあるでしょう
こんな別れもあったでしょう
例えばそれが、君だったとしても。
さよならの用意はできていた
忘れ方なら始めから分かってる
忘れ方なら始めから知っている
君が気付く前に消えようね
どうにもならないこと
あなたはとても優しい。




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -