行方知らず
未果てぬ先
さよならも言えない。
愛が死んだ日
愛するには余りに酷く
抱き締めるには余りに遠く
そう言って、君は。
とうとうあの子も。
醜い世界に制裁を!
貴方がこの世にいる限り。
おねがい、にげないで。
僕らは傷つきあいたくなんてなかった。
君が言うなら、それが答えだ。
あのとき居たのは僕じゃなかった、
君以外に助けられない
余計なこととは言わないが
君が君じゃなければ
差し支えるというならば
そういうことだったんですね
くだらないと言うなら、是非とも説明させて頂こう。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

忘れて欲しくなかった
君だけの世界だと信じてた
君のラインにお邪魔します
夏の朝の切なさと冬の夜の痛ましさ
そういうことなら、私。
あの頃、世界の中心は間違いなく僕らだった。
お菓子みたいに甘いばかりじゃ生きられない
もう有頂天なんです
あのおかをこえて
しまった、居場所がないと気付いてしまった。
この世の終わりみたいな顔をしているね
いえ、欲を言えば居なくなりたいんですよ
ほんの少し、愛が足りなかったね。
“愛してる”が“さよなら”になる前に
振り返った君を、僕はもう愛せない。
あと5秒、待ってやらないこともない。
生まれ恋、生まれ恋、おかげで私は生まれ変わる。
明日、晴れたら会いましょう。桜の木の下で会いましょう
四肢をもがれるほどの苦しみを、貴方は味わったことがあるかしら。





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