ほんのすこし背伸びをしたの、そしたらね新しい世界が私をまってた。
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あ、なんか性欲処理みたい、一回そう思ったらダメだった。あなたのこと、もうまともに愛せなかった。
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愛しいあなたの誕生日。私にはなにが出来るかと考えて、それ以前に自分がいらないことに気がついた。
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貴方のために頑張っている私に、貴方は気付いているのでしょうか。貴方のために頑張っている私を、貴方は知っているのでしょうか。ねぇ、愛ってさ、こんなふうに計画して、育んでいくものだったっけ?
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世界の片隅で、少女が泣いている。それと同時刻に、どこかでは人が死に、またどこかでは盗みが行われた。そんな腐ったこの世界、僕は一体なにをしよう。
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間違いない、彼は話をしているのだ。狭くない?そう、意外。こんな狭い箱の中で息苦しいとばかり思ってた、そうでもないんだね。
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少し前、相手の中に入って自分をみたら自分のこと、少しは分かるだろう、そんな歌があった。その歌じゃないけど、僕は君の中に移り変わって君の世界を見てみたいだなんてここ最近思ってる。
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『お前の代わりになれたらいいのに。』確かにそいつは俺に向かってそう言ったんだ。
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死んだら星になるだなんて誰が言い出したんだろう。土に埋めた人間が空へと行くすべがこの腐った世界に存在しているとは僕には思えないんだ。
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夜になるとね、僕が煩い夜の中怖くならないように彼がきてくれるから大丈夫なんだ。