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2019/03/10 23:16

三々九度は、神前婚式で行われる儀の一つ。
新郎新婦がお酒を飲み交わす儀式で、別名「三献の儀(さんこんのぎ)」「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」「夫婦固めの杯」とも呼ばれる。
「三つの杯を使って、三回で注ぎ、三回で飲み、新郎新婦合わせて合計九回神酒を飲む」なので、三々九度と言われている。

使用される盃は、「三ツ重盃」という名称で、大中小の大きさからなっている。
大きさの違う三つの盃には、それぞれ過去・現在・未来へ願う意味が込められている。
小さいもの:過去を意味するもの。先祖に向けた新郎新婦の巡り合わせの感謝の意味が込められている。
中くらいのもの:現在を意味するもの。二人で末永く、力を合わせて生きていく意味が込められている。
大きいもの:未来を意味するもの。両家の安泰(あんたい)と子孫繁栄の意味が込められている。
また、これらの三つの杯にはそれぞれ「人」「地」「天」を表しているという意味もあるらしい。

新郎新婦が神酒を一つの器で交互飲むことにより、「一生苦楽を共にする」という意味が生まれる。

【引用又は参考元】
『神前式をするなら知っておきたい!「三々九度」の持つ素敵な意味と、綺麗に魅せるコツまとめ*』
https://marry-xoxo.com/articles/9113
『「三三九度」の意味お教えします!京都和婚』
http://kyoto-wakon.watabe-wedding.co.jp/sp/topics/11.html




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