2013年 ハロウィン攻防戦

85で2013年ハロウィン話。
85はお付き合いしておりそれなりに関係が進んでいます。
あいかわらずのがっかりクオリティなので心が広い方だけお願いします。


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5「スコール―!とりっくおあとりーと♪お菓子をくれなきゃいたずらするぞ?なんつって!!」←8に向かって笑顔で手を振ってます。

8「・・・なんだ、その恰好は?」


--8、5の恰好(4thの踊り子コスチュームと狼の耳と尻尾)を指差す。


5「ん?ああ、ティナがさ、今日は"はろうぃん"と言う化け物の仮装してお菓子をもらったり配ったりする日だって教えてくれてさ。だからおれは狼男!」

8「それは知っている。何であんたが仮装をしているんだと聞いているんだ」

5「へぇスコールは"はろうぃん"を知っていたのか!ティナとオニオン、ティーダが楽しそうだからやりたいって言いだしたんだよ。お菓子とご馳走を用意する側と仮装する側で別れることになってさ〜」

8「(つまりバッツはもらう側なのか・・・)」

5「すごいぞー?ティナは魔女になってたし、ティーダはフランケンシュタインだろ?オニオンはカボチャのお化けでジタンが吸血鬼!」

8「(・・・コスモスの年少組が仮装しているのか・・・いやでもバッツは・・・)」

5「んでおれが狼男!どーだ?狼男ってワイルド且つセクシーだろ?だから踊り子衣裳に耳と尻尾をつけたんだ!」


--5、8の目の前で腰に手を当ててセクシーポーズ。


8「(・・・確かに胸板とへそが出ているのはセクシーで狼耳と尻尾に似合うが・・・いただけないな)」←少し不機嫌になる。

5「どう?どう?おれの衣裳」←期待に満ちた目をしています。

8「・・・肌の露出が気に入らない」←正直者。

5「えー!なんでだよ!」←頬を膨らます。

8「あんたは俺以外の仲間に肌を見せるのか?」

5「はぁ?ほとんど男じゃないか!?肌が見えても喜ぶのはスコールぐらいだし、それに"大事な部分"はちゃんと隠れているんだからこれくらい大丈夫だろ?」

8「(そうではなく、俺が嫌なんだ・・・)他のに着替えてくれ」

5「せっかく着替えたんだからやだよ。それに仮装衣裳はこれとスコールの"羊男"しか用意できてないんだからお前も着替えろよみんな待ってんだから」

8「・・・」←眉間に皺最高MAX

5「ん?なんだよ?まだ何かあるのか?スコールぅぅぅ!!??」


--8、いきなり5を押し倒す。


5「んなぁ!?いきなり何すんだ!??」

8「アンタが羊に着替えれば問題ないだろう?」

5「は?羊は魔獣使いと変わらないから別のがいいよ!」

8「そうか、なら実力行使と行くか・・・」

5「へ?」

8「お菓子をくれないといたずら、なんだろ?」

5「はぁ!?それ言ったのおれの方だろ!?」

8「煩い」


--8、5の衣裳を掴む。


5「な!?ちょ、ちょっとまて!なにすんだっ!??ぎ、ぎいぃやぁぁあああああ!!」


---以下、暗転。


---数十分後。


3「あ、バッツにスコール!遅かったね!」

2「丁度ハロウィンパーティの準備ができたところだぞ」

9「あれ?バッツ?お前、狼男じゃなかったっけか?スコールも。お前が"羊"だろ?」


--9、魔獣使い姿の5と狼の耳と尻尾を着けた8に首を傾げる。


5「いや・・・まぁ、その・・・」←しどろもどろ

8「・・・」

6「でも、バッツ、すごくふかふかしててとてもいいと思うわ?」

7「まあ、スコールも普段の服がハードだから羊よりも狼の方がいいんじゃないか?」

10「そっか、だから似合ってる方と衣裳交換したんすね!バッツ?」

5「そ、そうなんだよ!スコールのが似合ってるだろ?」←取り繕う

1「・・・ともあれ、これで全員そろったんだ。パーティを開始するとしよう」

4「そうだね。カボチャをメインとした料理とお菓子だからみんないっぱい食べるんだよ?」

10「やりぃっ!」

3+6「ありがとう!」


--ぞろぞろとテーブルに向かう仲間を見て、5汗を拭う。


5「(ふう・・・みんななんとかごまかせた・・・スコールのやつ!踊り子衣裳が気に入らないからって首筋や胸板、腹にまでキスマークをつけやがって!今日は魔獣使いでごまかせたけど、痕が消えるまでノーマル衣装が着れねぇじゃねえか!!くそー!おぼえてろよ!!)」


--実力行使されたようです(汗)


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当初、普通にハロウィンのお話を書く予定だったのですが間に合いそうになかったのでこちらにしました。
去年も今年もスコールにやられてしまったバッツが少し不憫ですが・・。


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