main > 遠野妖物語
二
その夜、母は そっとわたくしを揺り起こしました。 流れる黒髪は銀河の如く それは美しい殿方が わたくしの手を取りました。 蓮花を受けた姉も、 それを盗んだ妹も、 彼の星を含んだ瞳に 弾かれたのです。
原文は青空文庫
『遠野物語』柳田国男
を参照しました。
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