泣きたくなるくらいに好きだったあなたへ




そういえば、で始まる
温くなったミルクティー
爪先立ちの恋
大人に成ったら愛してくれる?
愛しい君よ永遠に
婚姻届けは明日でいい
メール3件、着信5件
そのくらい好きだった
正六角形の秘密
日常に隠されたあれとこれ
つま弾くは星屑の調べ
空前絶後で前代未聞な
ほつれたとこを玉結び
雲の平原
終わらない毎日が欲しい



ちょっとロックに決めてみよう
安っぽいキス
とりあえずの見繕い
喉に刺さった矢
閉じた瞼に星屑を零す
懐中時計は止まってしまった
昔は大きく見えたんだ
透けて見えるのなら
生きていれば腹が空く、ならば
御手を拝借、トントントン
片道切符が2人分
きらきらひかる
眠れない午前2時に飛び出して
拙い鼻歌とスキップ
世界が終わる前にキスをして



楽しいと寂しいはきっとおんなじ
遠くの貴方へ
月明かりでさえ照らせない
Welcome to the new world.
終わりの一ミリ前
一年ぶりの春にこんにちは
ボーダーラインの隅っこに
最後の罰ゲーム
小さな涙のひとつぶ
オープニングの始まりだ
それが君の答えならば
明日が来る前に話をしよう
それはきっと今日だけ
温くなった麦茶
埃被った思い出




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