偽りも目を閉じれば真実なのだ
錆びた赤だけが証明してくれる
流星群の駆け落ち
掌上のミラーボール
痛みの末路で待ってる
さよならのパレード
いのちのねむるところ
仕上げに夜空を一欠片
騙し絵シルエット
君の小さな人生など
最低賛歌
切って貼って切り裂いて
手繰って巡って引き寄せて
エンドレスサマー
空は突き抜けるように青かった
二人の夜は、永遠に
息の仕方を教えておくれよ
思い出は半月分
音無き愛の言葉
サヨナラを零した唇はひび割れていた
グッドモーニングピーターパン
グッドナイトリアリスト
一人分の呼吸の仕方を教えておくれよ
僕がいちばんだと思ってた
どうか傷跡が残りますように
きみのしあわせに星屑のトッピング
黄昏融け
バッドエンドにメリーを添えて
シークレットを携えたグッドエンド
もう一振りを、
叩き割った脆い愛など
指先透ける夕闇
裏路地秘密基地直行便
初恋クラッシュスター
街頭のスポットライトで踊ろうか
緩る揺ら揺ら波間に揺られ
燻る眩々紫煙を燻らせ
躍る泡沫
君の神様に成りたかった
恋を歌えずとも愛を知らずとも
一番穢れた白でいいから
不条理を愛せるほど大人じゃない
爪先立ちに気付かないで
愛しい背伸び
穴だらけの帆を張って旅に出よう