『うえっくしっ』
「…お前何それ？くしゃみなの？」
『…くしゃみだよ！ぐずっ。あーつらい』
「めっちゃ鼻水でてっけど…きた……なんでもない」
『今確実にきたないって言おうとしたよね？え？御幸くん？』
「…気のせいじゃネ？」

「ぶえっくし！！！！」
『「……」』
「…あー…」

「倉持まで…どうしたの？」
「は？花粉症だわボケ」
「うわ、いつもより３倍増しで目つき悪いぞ倉持」
『いや、わかるよ倉持。わたしも花粉症』
「目がかゆすぎる」
『わたし鼻水。鼻セレブが手放せない』
「あーだよな。でもそのうちどれにしても鼻痛くならね？」
『わかる！！結局めちゃくちゃ鼻かむからもうどうでもよくなる』
「…あー目かゆ…」

ゴシゴシ

『倉持あんまりかきすぎないの！』
「やめろ！！かゆすぎてイライラすんだよ！！」
『それ以上かいたら目が真っ赤になってさらに顔面怖くなっちゃうよ！御幸、倉持おさえて！』

「…え？あ、ハイ」
「テメェ御幸！！離せ！！！」

『わたし目薬あるから挿してあげるよ！どうせ倉持自分じゃ挿さないでしょ。御幸そのままおさえといてね』
「は！？やめろよお前がやったら目にささんだろ！！！」
『は？目薬は挿すものだし！』
「そういう意味じゃねぇよ！！物理的に！！」
「倉持暴れるなって…！オイ挿すなら早くしろ！」

「…何してるんや、あいつら」
「…さあ」
「２B仲良いよな」

２Bトリオがわちゃわちゃしてるのを遠巻きにみるゾノノリ白州。