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■初日、朝7時に家を出て友人の車に乗り出発

 3時間かけ、茨城県水戸へ。
10時過ぎに徳川ミュージアム入り。なんというか人が多かったです。ああ、これ審神者めっちゃいるねえ。とか言いながら色々見て回り、いざ燭台切光忠のもとへ。

「うお、人いっぱいで見れねえ」

「隙間から見れるぞ!」

何とか空いたスペースに友と交代で入り、燭台切とご対面。
なんていうか、うん。黒い!焼刀っすからね。金が溶けてくっついちゃってましたが綺麗でした。
あんまり長く留まると他の人の迷惑になるということで、名残惜しくもその場を離れ、残りの展示物を見て、スタンプを押し、ミュージアムを出てお昼にしました。

車を一時間ほど走らせ、結希市へ。
古い建物や寺社仏閣がたくさんあって、織物が有名。

次に向かったのは、結希蔵美術館。
御手杵を見に行きましたよー。
まず、この結希蔵美術館がすごく落ち着ける素敵なところでした。
館内自体は狭いんですけど、照明がおしゃれで、静かで、職員さんが優しくて居心地良かったです。ただ入った瞬間「上に槍もございます」と言われて、審神者と見破られたというか、若い女が入ってきたらそりゃ審神者だと思うよねはい。

んで、その御手杵。でかい。そりゃもうでかい。ショーケースの端から端までありました。御手杵パネル(とうらぶ)がちょっと笑えた。
レプリカなんですけど、すごく綺麗でした。こんだけでかけりゃそりゃ戦場で目印になるわなあ、と友人と感心してました。

従業員さんにお礼言って美術館を出たあとは、市のホームページに載ってた寺社仏閣巡り観光コースを車で周り、一度ホテルに。ファミレスでご飯食べ、ホテルに戻り晩酌して、ワンピースの映画を見て、友人のパットでニコニコ見て寝ました。

■2日め

日光江戸村に行くため、8時半にホテルを出て日光へ。
10時過ぎに入園しましたが、かなり混んでました。

入ってすぐに、写真撮影。キャストさんが写真撮ってくれました。
そして見えてくる江戸の町並み。テンションマックスで駆け込んで、友達に呆れられました。
早速貸衣装所で書類書いて衣装の予約。10時半頃受付して、実際に着替えることができたのは14時半でした。
以下ざっくりと、見て回った順に。

・火消し資料館
まんま資料館。狭い室内にいろんなものがぎっしり並んでました。

・地獄寺
楽しみにしてた! 地獄の亡者や閻魔様とかの蝋人形があるお化け屋敷的なところ。
角を曲がったらうつろな顔のおっさんが座り込んでてびびった。友人はガチビビリしてずっと私の腕掴んでました。びっくりするというより、展示物そのものが怖いです。雰囲気もあったし、よかった。

・小伝馬町座敷牢
江戸の罪人への処罰がよくわかる場所。人形がやけにリアル。結構えぐい。
座敷牢には実際には入れるんですけど、粗末で当時の罪人の扱いがわかる。若い男性二人が仁ごっこしてて面白かった。南方せんせ〜い!

・長州藩邸
立派な門をくぐり、中に入るとリアルなジオラマ展示がたくさんありました。
歴史の一場面を、古い年代順に展示してます。教科書に乗ってるものが殆どで、勉強になりました。ただ、血なまぐさいシーンばかりでまさに死屍累々。結構リアルだしエグいので、苦手な人はダメかも。池田屋に思わずテンションが上がり、そのあとの我らが白虎隊で「ああ……」と。ここもよかった!

・鍛冶屋かぬち
日本刀が出来るまでを纏めた資料館。幸い私と友人しかいなかったのでゆっくり見れました。日本刀を作る材料・工程がショーケースに展示。「うお、鋼と木炭だ」と審神者感激。一番奥には鍛冶場が再現されていていました。
審神者まんぞく。

・文化劇場若松屋
太夫と花魁と禿のお芝居。芝居小屋が雰囲気ありました。
おどけて観客を盛り上がらせる太鼓持ちさん面白かった。禿ちゃん可愛かった。花魁と太夫めっちゃ綺麗だった。お客の中からひとり、お兄さんを「お代官様」として舞台へ。所々カンペを差し出すたび会場が受けてました。

・忍者からくり格言迷路
そのまんま、迷路です。結構本格的で広く、友人と何度かはぐれたり見知らぬ家族と一緒に壁を動かしたりして無事ゴール。楽しかった。

・忍者怪怪亭
マジでわけわからん。ほんとに、何で?と疑問が尽きない場所でしただ。
絞った雑巾(例えが思いつかない)のように螺旋状に捻れた廊下を抜けると、これまた傾斜のついた床、天井も壁も斜めになった不思議な部屋に。まず、まっすぐ立ってられません。その部屋に一歩足を踏み入れるだけで体が重くなり、自重で転がり落ちそうになる。ちょっと力を抜くと壁に張り付いて動けなくなります。自重を支えられない人はしんどいと思う。なんか頭の中もモヤモヤしてへんな感じでした。くっそうおおお!と全身使ってゴールしました。でも結構クセになる

・忍者からす屋敷。
かなりの人気で、ホントに入るのギリギリでした。私達の後ろにいた家族で入場者締切。並んでる間も、キャストさんがパフォーマンスして楽しませてくれました。
結構な時間待って、いざ入場。始まってみると、凄い。とにかく凄かった。
15分の短い公演時間でしたが、内容が濃かった。真っ暗な座敷の中、忍者二人が戦うんですけど、結構ガチなアクションと、キレっキレの動きと屋敷のからくりが凄い。
効果音も腹に響くくらいで、それもまた魅力。ひとりが屋敷のどこかに隠れると、もうひとりが床に耳を付けて音を探るんです。かっこよかった。んで、麩をスパーン!って。文句なく凄かった。

・この辺りで2時半。お着替え。
変身所に戻り、友人とおばさん二人と四人で衣裳室へ。ロッカールーム綺麗だった。

「じゃあ服全部脱いでください」

着付けのためで、おばさんは星の数ほどの女性の裸見たのかもしれんけども、初対面のおばさんに下着一丁姿を見せるのに抵抗を感じる若者二人。少し長めのタンクトップを着ていたので、タンクトップの上からお願いします、と着付けしてもらいました。
お腹を紐やら帯やらで締め付けられ、ぐえぐえ言いながら着物を着る。
黒に近い紺色(一応黒ってことになってる)の着物(下地は薄い水色)を着て、灰色の袴を履き、新選組といえばこれだろ!なダンダラ羽織を着て額あてをし、完成。友人も新選組でお揃い。
この貸衣装、めっちゃ本格的ですんごいしっかりしてました。
衣装部屋を出て、いざ江戸の町へ!
超ハイテンションで飛び出しました。
離れに撮影場所があったので、そこに向かう途中、すれ違った忍者のキャストさんに「おや、新選組の旦那方、お勤めご苦労様です!」と声を掛けられ、キョドる友人。
撮影場所は人が少なくて、はしゃいで写真撮りました。これ池田屋っぽくね!?やべー!って。江戸時代の町並みは素敵ですなあ……。ここでは一般のお客のおっちゃんに「新選組! これから討ち入りかい」って声かけられました。
撮影して、園の中心に戻り、色々見て回る時も「新選組どの、見回りご苦労様です!」とすれ違うたびキャストさん達に言われ、面白かったです。途中で座ってラムネ飲んでる時も「新選組どの、ご苦労様です!休憩ですかい?」と言われた。なにこれ楽しい!と、素直に喜びました。こうやって私たちを喜ばせることもキャストさんらの仕事なんだな、キャストさん凄いと思いました。
あとは鼠小僧が園内を走り回ってたり、ご老人(キャスト)がちびっこ忍者にリンチされてたり。

・花魁道中
そろそろ退園予定時間だし、衣装返しに行かなきゃなー。と思っていたら、始まった花魁道中。芝居小屋で見た花魁と禿達が音楽とともに練り歩いてきました。
おおお綺麗!と夢中で目とカメラに収め、自分らの前を通り過ぎたところで衣装を返しに変身所へ行きました。

ちょっと名残惜しく着替えを済ませ、入口一番近くの土産物屋で買い物し、退園。
友人の会計を待つ間、出入り口門の前に立つ一番最初の案内のキャストさん(侍)が抜刀を披露してくれました。そのあと、ちびっこにおもちゃの刀で切られ、すんごい楽しそうでした。こういうサービスほんと素敵。
最後にお手洗いを済ませ、退園!

江戸村のすごいところ
・お金の単位が円じゃなくてすべて両。キャストさんも「両」っていう。
・声かけてくれる。嬉しい。
・男女表記が殿方奥方。
・風景がすごい。ガチな日本家屋と江戸の町並み。ちょっ埃っぽいのも魅力。
・サービス精神
・キャストさんがちびっこと遊んでくれる

帰りの3時間、とうらぶトークで盛り上がる。
学パロの話に花が咲く。
・新選組4人はすんごい仲良しでピュア。プリクラとか撮ってそう
・高校生組はモテる。でも皆なんだかんだで彼女作らない
・生徒会レア4は色々やばい。なんか闇深そう
・乱と浦島は仲良さそう
・兼さんと付き合おうとするともれなくモンペがついてくる
・兼さんモテるけどすぐ振られそう
・堀川の部屋は綺麗でいい匂いがしそう。小物の趣味が良さそう
・全体の7割がバキ読んでる

とか話してたらあっという間に家につきました。
ほんと楽しい旅行でした!これで就活またがんばれます!



Aug 24, 2015 01:20
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