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「・・・なるほど、そうか貴様・・・なぜこんなガキが、“鋼”なんぞという厳つい称号を掲げているか、不思議でならなかったが・・・・・・。そういう訳か・・・」
不気味なほどに静まり返った室内に、教主の見下したような声が響く。
「ロゼ、この者達はな。錬金術師の間では暗黙のうちに禁じられている「人体錬成」を・・・」
教主は口元を得体の知れない笑みに震わせながら、ロゼに向かって言った。
「最大の禁忌を犯しおったのよ!!」
その時、エドが呟いた神話の言葉がロゼの脳裏に響いた。
太陽に近づきすぎた英雄は、翼をもがれて地に墜とされる───と。
†たいようにいどむもの・3†
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