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口紅ってえろいね / kingsman



口紅をしてキスをすると口紅の色が相手の唇に移って、ひたすらエロいっていう話。
今回名前の出てる口紅は、某ブランドの男性の名前が付いたリップクリーム。


空回る恋人とハリー

「…ナマエ、どうしたその、」
「え、あー、コリンだよ」
「コリン…?」
「うん、ロキシーに口紅を塗られたんだ、なんか、「ナマエは口紅似合いそうね」とか言われてさ」
「………」
「他にもジェームズとかマイケルとかリチャードとか色々塗られたんだけど、やっぱりコリンが一番似合うって言われたんだ。男に口紅似合うってのはなんとなく微妙な気分だけど…落とすのめんどくさくてさ」
「………」
「ガラハッド?どうしたんだ?えっちょ、おい?!」
「とても似合ってるよ、ナマエ、セクシーだ」
「貴方までそんなこと言、ん」
「ただ、君の口から私の知らない男の名前が出てくるのは頂けない」
「えっだ、だってそういう名前の口紅なんだってロキシーが、んん」
「っは、…君の唇の色に戻るまで、キスしていいかな」
「っ………は、ハリーの方が、エロいよ…」


※ちなみに職場


おせおせエグジー


「なあエグジー、お前の唇ってピンクだよなあ」
「そうか?気にしたことないけど」
「ちょっと口紅塗っていい?」
「おい待てナマエ、なんでそうなる!っていうかなんで口紅持ってんだよ!」
「まあまあ細かいことは気にすんなよ、動くなってジョーカーみたいになるぞ」
「うっ…………」

「あー、やっぱ似合うな。女装すれば?」
「しねえよ」
「なんだよ、仕事でそういうのしないのか?つまんねーの」
「お前俺の仕事なんだと思ってんの」
「そういう仕事」
「だから前にも言ったけど怪しい仕事じゃないってば!ほんとに!マジで!」
「ほお」
「信じてないな…」
「ま、怪しい仕事じゃないのは知ってるよ。お母さんからスーツの仕立屋さんて聞いた」
「(いつ母さんとメル友になったんだ……)」
「…………」
「なんだよナマエ、っん」
「………はは、なんか、エロいなエグジーっおわ」
「…エロいのはお前だ、ばか」





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