2.5 SSS | ナノ

ヴェノム


特にネタバレはないエディとヴェノムと付き合ってる男主のお話。ヤってる最中だけど会話文のみ





「…まただ」
「何が」
「ん、エディ、シてる時いつも俺を噛むだろ」
「…そうか?」
「気付いてなかったのか?した後俺の身体歯型だらけだぞ」
「え、あー、すまん…今度から気をつける」
「……欲求不満なのか?」
「は?」
「噛むって欲求不満の現れだって何かで読んだんだよ」
「いや……違うんだこれは…欲求不満とかじゃなくて」
「じゃあ何?」
「……………ヴェノムが」
「……は」
「……ヴェノムが、お前が美味そうだって、言うから」
「…ヴェノムってエディの、」
「そう、パラサイト、」
「…そいつが、俺のこと美味そうだって?」
「ああ、いや、美味いってさ」
「……どんな味するんだ?」
「気になるのかよ」
「いや気になるだろ、自分の身体のことだぞ。それにお前に?ヴェノムに?どっちでもいいけどいつも歯型付けられてるんだからな」
「歯型付けてるのは俺だろ」
「はいはい、いいからヴェノムに聞けよ、どんな味するのなって」
「…、甘い」
「あま、…っちょ、エディ?」
「チョコレートみたいに甘くて、」
「ぁ、みみかむな…っ!」
「優しくて、蕩けるようで、病み付きになって」
「ぅ、ン、っ」
「噛めば噛むほど味わい深くなって、止められない、らしい」
「チョコレートっていうか、それガムじゃねえか…!」
「ン、どっちにしろ美味いらしいぞ、お前は」
「そりゃどうも。…エディはどう思ってんの?」
「俺?」
「俺、美味しい?」
「………美味しすぎて誰にも渡したくない」
「っふは、」





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