絶望の涙を流す度に
感情の骸が一つ増えてゆく
涙腺、枯木の群れ
ひんやりとした目玉は
希望を捕らえない

アコースティックギターの
物憂げなメロディー
甘美なる絶望をうたう貴方の
声に酔いしれる
真昼を欺く、自己嫌悪に溶けた闇

【涙の貯水槽は空っぽになりました】



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