死を想う放浪者が
傘を差して歩いてる
十六夜、光を失った大空
千鳥足の足跡
漠然たる瞳で万物を
盲目的に極彩色に彩り
ささやかな拒絶をする

傘を差そう、
晴れならば
曇りならば

傘を畳もう、
雨ならば
それが赤いならば

死を想う放浪者は
千鳥足で死に場所を探してる

【死に焦がれる】




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