夜と睦言
貴方と溺れた白い砂漠は
もう しん、と静かで
首筋を走る頸動脈と胸で踊る心臓が愛しいばかり
「嗚呼、愛しています。」
夜と一緒に消える言葉を期待しては
拒絶されることを望むアンビバレンス
月の覗き見だけが優しかった

【何度目かの夜】

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