≪ 2013.09.24 ≫
『5S』と言ったら、整理、整頓、清掃、清潔、躾…の5つのことらしい。
この事を見た瞬間に兵長しか思い浮かばなかった(笑)
―兵長、エレン、名前さんの3人がお茶しているようです―
「おい名前、職場を活気付けるにはどうすればいいと思う?」
「はぁ、これはまた唐突な質問ですね」
「兵長兵長!」
「…なんだ」
「オレは駆逐数ごとの報酬制にすれば活気付くと思います!」
「チッ、この金欠調査兵団の何処にそんな余裕があると思ってやがる」
「駆逐数と言うより、討伐数じゃない?」
「えっと…じゃぁ、名前さんが、」
「な、何?」
「(フーッフーッ)」
「………ねぇエレンくん、鼻息荒く私を見ないでくれないかな。正直ちょっと引いた」
「ちらちら疚しく名前を見てんじゃねぇよ、汚らわしい」
「ふ、2人とも酷いです…」
気を取り直して
「なら皆でダンスパーティーとか!」
「テメェ一人で商会の豚どもの相手をしてこい」
「えっとBBQとかはどうですか?」
「肉がない、却下だ」
「兵長が皆を甘やかすってのは!」
「俺は元々結構甘い」
「「(大丈夫です。それだけはあり得ませんっ!)」」
:
:
以下略
「うーん、なかなかいい案って浮かばないものですね」
「兵長こそ何かいいネタ持ってないんですか?」
「…これはエルヴィンから聞いた話だが、5Sを行えば職場に活気が出るそうだ」
「「5S?」」
「整理、整頓、清掃、清潔、躾。この5つを指すらしいがお前たちは聞いた事あるか?」
「私、初めて聞きました。勉強になります」
「オレも。って言うか今のって何だか兵長を体現してるみたいですね!本人から言われると妙に説得力があるっていうか…。あ、もしかしてそれを言いたかった?あれ?言わせたかった?だけなんですかね、名前さん」
「(おいおい、キミは本物の死に急ぎ野郎だな!そこで話振らないでよ!)す、少し黙ってようか、エレンくん」
「……そうか、そんなに興味があるならエレン、まずは手始めにお前で試してやる。感謝しろよ」
「えぇっ?!」
「特に俺は躾に関して殊更持論があるくらいだから、お前を退屈させる事もあるまい」
「いや、でも、オレ訓練とかあるし…」
「遠慮するな。何なら名前にでも頼むか?」
「名前さん直々?!それだったら…(ちらり)」
「俺 が いろいろ仕込んだからな、どの程度身に付いているか確認するのも悪くない」
「い、今なんて…」
「聞こえなかったのか?俺 が いろいろ仕込んで、」
「うわあああ!もういいです!名前さん助けて!」
「エルヴィンの言うとおりだ、これはなかなか活気付くかもしれん」
「(カ、カオスだ。ついていけない…)あ!私、お花摘んできますねー。エレンくん、ファイト!」
名前さんはエレンを生贄にフェードアウトしたようだ!
5Sについて (aot)
▲ ▼