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幼少期の三大将がそれぞれ逆トリップ 三大将と書いたけど後追いトリップ後は最終的にサカズキ夢になるかもしれない 子供なキャラと大人とか好きでたまらないので(もろばれである)幼少期の三大将がそれぞれ逆トリップ!な話とか書こうと思ったんだけど挫折した……。 大将たちはいつから能力者なのか! 能力者達は小さい頃から能力者、というのが好きなのでそうしたいけどそれでいいのか!?とか。 しかも今日聞いていた曲のせいで妄想上の主人公が引きこもり画家主人公(そこそこ売れてる)※ほぼ無知識 小学校〜中学校くらいまでは普通の男子だったからワンピースちょっとは知ってるけど……なんかあれだろゴムゴムのーっていうやつ。グランドラインとかそういうの出てたような……くらいの知識で。 親から生前贈与されている田舎の土地でのんびりしてらっしゃる。 最初に逆トリップしてくるのが子クザン。 風景画描こうと思って湖畔にいたら空中に突然ぽふんって現れた子供に主人公そりゃびっくりですわ。 そしてばしゃんって水に落ちちゃった子供にさらにびっくりですわ。 慌てて助けに行ったら気絶してるみたいなんだけど抱っこして「うーさむい……春先はまだ水遊びする時期じゃない……ていうかなんか冬みたいに寒い……あれ……?」と気付いたら湖から上がる最後の一歩が凍り付いた湖に引き止められていた。 ビビりながら靴を片方置いていった。 目を覚ましたクザンにびっくりされたりおびえてるくせに虚勢を張られたりしつつ過ごしているうちに仲良くなってみたりとか。 悪魔の実の能力者なんだ、とか言われて、「……きいたことあるような……?」という反応を主人公がしたものだから、クザンは自分がいるのがグランドラインのどこかで目の前の兄ちゃんは世間知らずなんだと考えている。主人公は「この子の頭がおかしいんでなかったら違う世界から来た子だな」と判断した。だって目の前でぱっと現れたのだから、非現実的だけど受け入れるしかない。 湖の水を凍らせたり氷であれこれ作ったりして遊んだりして、すごいすごいと褒める主人公にクザンがてれてれしたらかわいい。 主人公が遊んでるクザンの絵を描いてたりとかもした。 「クザンのイメージカラーは青だなァ、氷だし」 「……そうか?」 「そうそう」 みたいな会話をしたりして、完成した絵をクザンに見せて、喜ばれたりなんかして、寝て起きたらクザンがいなかった。 大体二週間くらい。 帰ったのかー、と思いつつちょっと寂しい主人公。 クザンがいる間に描いた絵はちゃんと画商が買い取っていった。のびのびしてる子供の絵も買い取っていこうとしたけど、それは主人公が自分の手元に置いておきたかったから拒否した。 そんなこんなで過ごして、今日は丘の上にでも行ってみるかなーとキャンパス片手に歩いていたら、目の前が眩くなった、と同時に飛び出してきた何かに思い切り肩口蹴り飛ばされて後ろに倒れた。 そんな主人公の上に落ちたのが子ボルサリーノ。 ああまたか、と主人公は把握した。二回目だと理解も早いものです。 行くあてないだろう、少ししたら帰れると思うからうちに来るか、という誘いに、ちょっと警戒しながらもボルちゃんついてきた。 何かしようとしたらやっつけるからねェ〜とか可愛いこと言うんだけどぴかっと光った右腕が主人公のイーゼル半分消し飛ばした。ボルサリーノ怖い。 ボルサリーノはお勉強が好きみたいだったので、家にあった日本語の本を興味深そうに見てた。主人公があいうえお表を手書きで作ってあげたら喜んでた。進んで書き取りもしていた。 ボルサリーノも自分がいるのがまさか異世界だとは思っていない様子。 一緒にお勉強したり、一緒にお絵かきをしたり。 木陰で本をもってにこにこしてるボルサリーノの絵を描いた主人公。 「ボルサリーノは黄色かなァ」 「ん〜……光だからァ?」 「そう」 「それってあんちょくっていうんだよォ〜」 可愛いけどボルサリーノは基本的にひどいです。 完成した絵を喜んでくれたボルサリーノは、寝て起きたらいなかった。 二週間も一緒にいると、二回目でもやっぱり寂しい。 もしかして俺がしっかりした絵を描いたら帰るのかなーと思ったりする主人公。スケッチの時は何ともなかったから。 二回目ともなるとその辺にも理解力が(以下略) 画商が買取しようとしたけどボルサリーノの絵も主人公が手元に置いておくことにした。 そして季節は夏となり、暑いぜちくしょう……となってスケッチを中断して家に帰ることにした主人公は、てくてく歩いていた炎天下の道で突然現れた目の前の子供にびくりとした。 ぱっと空中に現れたと思ったらばたりと地べたに落ちた子供は、どうしてか周りの地面をじゅうじゅう言わせている。近くにいるだけで暑い。というか熱い。 けれどもそれはすぐに収まったようだったので、気絶している子供は主人公がとりあえず回収した。 ぼろぼろの服装で目つきの悪いその子供が子サカズキ。 「OK把握」「?」「いやこっちの話」 三回目なのでもう説明とかいいよ、となった。サカズキもまさか異世界だとは思っていない様子。 大人を警戒するサカズキが主人公に懐くまでは時間がかかりそう。 そしてマグマグは大変危険でした。 火事になるから! かといって追い出すのもできない主人公は日本人。 世話してたらだんだんサカズキが懐いてくる。 帰りたがっていたクザンやボルサリーノとは違って、サカズキは帰りたいとは言わなかった。 どうも、海賊にひどい目に遭わされたらしい。 だから主人公はスケッチはするものの、サカズキの絵は本気で描いたりしなかった。 たまに主人公が軽くやけどをしたりしつつ、一緒に過ごす半年くらい。 時々くる画商には「親戚の子」ということで通してます。 そして画商から、それじゃああの絵の二人も親戚の子?みたいな感じである日聞かれて、いやーはははーって笑って流した主人公に、何のことだと近寄ってくるサカズキとか。 半年かけて、だんだん能力を抑えられるようになってきたサカズキを、燃えるものが多いから入らないようにと言ってた部屋へ入れてあげて、クザンとかボルサリーノの絵を見せる主人公とか。 見てたらちょっとすねた顔をしたサカズキが自分の絵は描かないのかとか言ってきて、描いたら帰っちゃうかもよと言ってみるけど子供にそれが理解できるはずもない。 仕方ないので描くことになった。描くからには当然気合い入れて描きますよ。 サカズキのイメージカラーは赤でした。炎すら焼き溶かすみたいな、暗い赤。 出来上がったそれにサカズキはとっても満足そう。 帰っちゃうかもしれないからとごちそう食べさせて、一緒に寝たいっていうから一緒に寝た。 目が覚めたらやっぱりサカズキはもういなかった。 三回目でも寂しいものはやっぱり寂しい。特に今回は長かったから。 元の世界へ帰った三大将たちは、クザン←何も知らない ボルサリーノ←クザンのことを顔だけ知ってる(絵をこっそりみたから) サカズキ←クザンとボルサリーノのことを顔も名前もしっている(教えてもらったから)という関係で海軍で出会って、妙に親しげに話しかけてくるボルサリーノ先輩に「……?」となってるクザンとかそんな二人を眺めてるサカズキとかで過ごして、そのうち三人で話す機会があった時に主人公のことをサカズキが持ち出して「え、知ってんの」みたいな感じになって三人の共通項目に主人公の名前が連ねられる、みたいな感じになるといいなあ。 クザンが大将青雉になったころかその前くらいに主人公がトリップしてきて(時間軸は相違で)見つかったらそれはそれで面白いかもしれない。 幼少のころのサカズキはそのころから「わし」だったのかとか考えたら書き始めることすらできなかったのでネタということで。 戻る |