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マルコ夢/エースが一番最優先な主人公
※別に三つ巴とか三角関係ではない
エース一番主シリーズへ派生済
ネタ内容がまず長いです





白ひげ海賊団クルーのマルコと、キャラではエース一番!なトリップ主人公によるマルコ×主人公×マルコな話。
ひどくカオスな気がする。
ワンピースに異世界トリップして海軍経由した主人公。
かなりワンピースが好きで特にエースが好きだった主人公は、死亡トリップして、「一回死んだんだしどうせもとの世界には帰れないし、馬鹿馬鹿しいことでも自分がしたいことをしたほうがいいんじゃないか……だったら俺エース助けたい!」とか思っちゃって、自分がいるのが原作よりずいぶん前だということを把握してからすぐ海軍へ保護(?)を願い、海軍に入りたいっす正義最高っす!とか言って一番厳しくきつそうな赤犬さんとこに配属してもらって自分を鍛えました。
もはや血反吐吐くレベル。死に物狂いです。鬼気迫るレベルで鍛錬して習得していく主人公に赤犬は次期大将を育てるくらいの気持ちでした。青雉はあんまりにも頑張るから呆れ半分心配半分。
実戦にも時々出されてた。出来る限り相手を殺さないでいるけど、それでも何度かは殺した。その度赤犬の見てないところで吐いたりしてたのを黄猿は見てたかもしれない。海賊を殺して悔やむような神経なのに、どうしていまだに赤犬の下に留まり続けて赤犬が褒めるくらい死に物狂いなのか分からないから、何を企んでるんだろうねェ〜とか思われている。
そして頑張って強くなって、大将と戦ってもそこそこ死なないで逃げられるんじゃないかな、というレベルになったところでちょうどエースがスペード海賊団作った。
エースの手配書を確認後、主人公は海軍を辞めました。こっそり海楼石の手錠は貰ってった。すごく大将に引き止められても、「俺の正義は貴方の正義とは違いました。本当は、ずっと」とか赤犬に言い放ったかもしれない。
ドレークさんとは知り合いだったかもね!
そしてその足で白ひげ海賊団を探して接触。
有名なくらい赤犬に心酔(しているように見えるように)してた主人公が接触してきたっていうことで、多分白ひげ海賊団も臨戦態勢です。
「アンタの息子にしてくれとは言わない。だから、俺をこの船に置いてくれ!」
そんなんできるかーと一般クルーから隊長格から攻撃されたけど、主人公頑張って避けた。自分から攻撃は基本しなかった。
どれだけ攻撃されてもその調子な主人公に、ニューゲートさんが興味を持ってくれた様子。
結構ぼこぼこにされてから、何で乗っていたいのかと聞かれて、この船に乗っていないと会えない相手がいるから、そいつに会ってそいつを守りたいから俺をここに置いてくれ、と言う主人公に、了承が降りました。
ただし息子で。オヤジと呼べと言われて、逡巡した主人公は白ひげを『オヤジさん』と呼ぶことになった。敬称敬称。
マルコは元海軍な主人公が船に乗ることにとても不満。
最初はぎすぎすしてた周囲がだんだん主人公にほだされ始めても、こいつがオヤジを殺しに来た奴だったらどうすんだよい、とか言って警戒は怠らない。見張るために主人公の部屋も近いし、主人公が持ってた武器は全部マルコ預かりで主人公は隠し持ってた手錠以外は手ぶら。
けど、船に乗ることが出来たから主人公は気にしない。
むしろ、そのくらい警戒してもらうのが普通だと思ってる。
海軍経由したのが一番の原因だというのも分かってるけど、短い期間で強くなれる場所が海軍かシャボンディ諸島(レイリー)しか思いつかなくて、レイリーより大将達のほうが所在が分かりやすくてトリップした場所から近かったから仕方ない。
白ひげ海賊団はオヤジ大好きで、オヤジのためなら何でもしちゃう感じ。
主人公はいつかここへ入るエースが大好き(キャラ的に)で、エースが大好きになるだろうオヤジさんのためなら何でもしちゃう感じ。
ちょっと違うんだけどまぁあんまり変わらない。
だからモビーを襲撃してくる海賊相手に本気で迎撃するし、海軍が来ても顔を隠して(赤犬達にはもうバレてるだろうけれども)迎撃するし、モビーを狙う海王類だってしっかり倒す。オヤジに酌だってするし訓練も掃除も当番もこなすし一番下っ端扱いされてあれやこれや雑用任されたって頑張る。寝る間も惜しむ。
それで、日中にぽっと時間が空いたので物置で倒れるように仮眠を取ったところをマルコに目撃された。
むしろ倒れたと思われて仰天された。
ゆすり起こされて「寝てた、寝てただけ!」と慌てた。だって危うく医務室に連れて行かれるところだった。
何でそんなに頑張るんだとか色々話しかけられたけど、今はとにかく眠りたかったので、
「ごめん、300秒だけ放置してくれ……」
とお願いして5分だけ仮眠して、それから少しお話した。
というかまず時間きっかりに起きたことにマルコが少々戸惑ってた。
マルコとしばしのご歓談の結果、主人公の仕事量が半端無いことになっていたことが発覚した。顔に疲れが出ないもんだから「今もし時間あるんだったらこれも頼んでいいか」とか聞かれて「いいよー」と答えて請け負ったものが大量だった。馬鹿である。
マルコに呆れられたりして、ちょっと打ち解けることができた。
でもまだ完全に警戒されなくなったわけではありません。マルコはやっぱり主人公が元海軍だっていうことが引っかかってるし、白ひげ海賊団にまっすぐ向かってきたのもおかしい。ここにいなければ会えない誰かっていうのは誰かだ。やっぱり白ひげの首を狙いに来たんじゃないのか。
俺がオヤジさんを狙うわけがないだろう、と主人公。
「なら、誰に会いに来たってんだよい」
「俺が、もう一回死ぬんなら助けてから死にたいやつ」
「は?」
名前を出していいかわからないからそう言った主人公に、マルコは意味が分からないという顔をした。そりゃそうだ。
それから時々マルコとも話すようになって、だんだんマルコにも受け入れてもらえて、主人公は無事白ひげ海賊団入りできた雰囲気。
さて、名を上げたエースが七武海入りを断った頃、いい感じにスペード海賊団と白ひげ海賊団が接触……というか、エースがジンベエと戦って負けた。
エースがそこにいて戦ってたことに主人公は大変感激していた。ちょっと泣いた。マルコに実は見られてた。
そしてスペード海賊団吸収&エースによる白ひげ襲撃の日々。
主人公はエースがぼろぼろになったら世話を焼いて、でもあんまり話したりはしなかった。
エースには無愛想で無口な奴だと思われてて、マルコや他の奴らには不審がられた。世話好きな奴ではあったけど、あんなに無口じゃなかったぜ!
エースが白ひげ海賊団入りして、背中に刺青いれて、離れたところからそれを見た主人公はとても嬉しそう。
どうやらマルコさんはピンと来たらしい。
「……お前が言ってた会いたい奴ってのは、エースのことかよい」
「そうだよ」
主人公はあっさり頷いた。
そしてやっぱり嬉しそうにエースを見るもんだから、マルコ氏がイラッ☆としたりした。
何でそんなにエースが好きなんだろうかとマルコは逆に不思議。
こっそり聞いたけど、エースは別に主人公とは面識無いらしい。主人公も、エースと会ったのは白ひげ海賊団でが初めてだって言ってた。
そして白ひげ海賊団の日常。
主人公は遠い場所から近い場所からエースのサポートをする。エースは気付いたり気付かなかったり。そしてマルコは毎回気付く。
エースがちょっと困ったりするとすぐに自然にサポートするのは、主人公がよくエースを見てるから。
そしてそれに気付くということはマルコもよく主人公を見ているっていうことなんだけど、マルコはその辺自覚が無い。主人公は、マルコが自分を見てるのはまだ少し警戒されてる名残りだろうなぁと思ってる。
そのうちエースが主人公と仲良くなる。最初の頃はとっつきにくい奴だなと思ってたけど、なんだお前いい奴だな!みたいな。主人公すごく嬉しい。マルコやっぱり面白くない。
はたから見るとマルコ→主人公→エースである。
エースが隊長になったり、ルフィが懸賞金掛かったり。主人公はエースにルフィの手配書渡したりしたかもしれない。
その頃から、主人公がエース以外にティーチやサッチの近くにいるようになる。それにマルコが気付いた。
あんなにべったり張り付いてたエースから主人公が離れていることに、マルコは一人不審がってる。
そしてサッチが悪魔の実ゲット&ティーチによる攻撃。
主人公頑張ったので、サッチは死亡回避。サッチも主人公も怪我した。主人公の動向を気にしてたマルコも目撃して間に入ってくれた。
それから、悪魔の実食べてゼハハハしてたティーチは海軍から持ち出してきてた海楼石の手錠を掛けてとっ捕まえた。
「馬鹿だな、ティーチ……能力者には、覇気か海楼石に決まってるだろ?」
怪我しつつも言い放ったりなんかして、いばってる場合かよい!とかマルコに怒られた。酷い。
エースにも心配されて、サッチに感謝されて、白ひげに目を細められて、これで回避したーと思ったら、拘束してたティーチが見張り半殺しで逃亡。どうやら見張りに「いい奴ティーチ」で魔が差したんだとかなんとか言ったかした様子。
エースが怒って追っかけ。目を覚ましてそれを聞いた主人公、絶望。
大怪我したままエースを追おうとして、マルコが止める。
「無理だろい、その体じゃ!」
「駄目だ、エース、駄目だ、駄目なんだっ」
「エースの心配より、自分の心配しろい!」
「駄目だ、エースが、エースがっ」
このままじゃ死んじゃうじゃないかーと主人公泣いちゃう。
エースが白ひげに来たとき以来の泣き顔にマルコ困惑。それからやっぱりエースのことしか言わない主人公にイラッ☆
今追いかけていっても怪我の所為で死ぬぞと脅かしたいけど、「死ぬなら助けてから死にたい」って言ってた主人公を思い出したから言えない。
好きな奴が心配なのは分かるけど今は堪えろ!みたいなこと言われて、好きだから堪えられないんだろ、と大泣きした主人公が答えて、マルコは何か悲しかった。
そろそろ自覚したらいいと思います。
で、無自覚マルコ→主人公が自覚有りマルコ→主人公になったところで、白ひげによる仲裁。
オヤジさんは、止めたけど突っ走ってったエースを納得するように好きにさせてやれと言ったけど、ここで初めて主人公が白ひげに反発。だって好きにさせたら最後はエースが死んでしまう。
このままじゃあいつが死んじゃうんだ、だから駄目なんだと言い放って、やっぱり怪我した体でエースを追いかけようとする。それをマルコが止める。
白ひげも主人公の言ってた「守りたい奴」がエースのことだとは何となく感じてたので、それなら怪我を治してから追いかけろ、と主人公に通達。それまでは医務室送りだこの野郎。
主人公は半泣きで、でもそうでなければ船から降りることも出来ないと思ったから、しぶしぶ了承。
怪我を治すことに専念します。
そして有る程度怪我が治ってもういてもたってもいられるか俺は行くぞー!と準備して出発しようとしたら、マルコがついてきた。
見張りらしいよ。オヤジさんがつけたって言ってたけど、実はマルコがオヤジに頼んだよ。
不死鳥マルコと空の旅。主人公はエースが何処に行くか知ってたから、時々他の島によりつつ、先回りもどうにかできましたよ。
その間に、主人公とマルコは少々距離が近くなりました。
エースのことが恋愛感情で好きなんだと思われてると気付いて、主人公は困惑した。
だって主人公はエースが人間的に?好きなだけで、今はエースを助けるのがワンピースの世界で生きる指針になってるだけで、恋愛感情とかじゃないし。
誤解を解こうと頑張ったら今度はマルコが困惑した。
「あんだけ好き好き言ってたろい」
「好きって、種類あるだろ? ほら、例えばお前らがオヤジさん好きみたいな感じで」
「……」
何とか、マルコ内の主人公→エースの疑惑が払拭できた。
それでマルコがほっとしたりなんかして、やっぱりマルコ→主人公は継続。
そして黒ひげ海賊団VS一番隊長&二番隊長&元海軍。
分が悪いぜ、とか言いながら好戦的だった黒ひげとの乱闘の末、勝ちそう、なところに第三勢力発生。
「……なぁマルコ、何故ここに大将赤犬がいるのか20文字以内で考えてみてくれないか」
「……お前のお迎えなんじゃねェのかい?」
正解だった。
どうやら時々寄った島で主人公の目撃情報が流れていたらしく、赤犬が海賊と行動している元弟子をじきじきに討ち取りに来た様子。
「おどれの『正義』はその様か……! わしがここで引導を渡しちょるけェのォ!」
やめて。超やめて。
主人公慌ててエースを抱えて逃亡。マルコが頑張って飛ぶよ。サカズキさん殺る気満々だったけど主人公に逃げられたので、黒ひげを捕まえたらしいよ。
ドラム王国を滅ぼした黒ひげ海賊団はインペルトダウン送りになりました。
後で脱獄してシリュウさん達つれてったらしいけど表ざたにはならなかった。多分どさくさにまぎれてあれこれ脱獄した。
さて、エースが無事のまま、三人は帰還。
サッチの怪我も治った。半殺しだった見張りクルーももう大丈夫。すごく謝ってた。だましたティーチが悪いからそんな謝らなくていいよーって、エースが無事で嬉しい主人公がにこにこしてた。
やがていつもの日常に戻ります。
主人公は賞金首になった。手配書写真は赤犬のところで過ごしてたときのもので、提供したんだろう赤犬はそれはもうお怒りだろうなと思うとちょっと怖い。
あとはマルコが告白したり主人公が無意識にときめいたりだと思います。
いずれはマルコ×主人公。または主人公×マルコ。むしろマルコ×主人公×マルコ。
そしてマルコと付き合い始めてからもやっぱりエースを一番に行動しちゃう主人公にマルコが嫉妬したりもやもやっとしたりしたらとても可愛いんじゃないかな!
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