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ルッチが男児を構ってるネタ 転生男児主人公シリーズへ派生済 異世界トリップしたら幼児になってた主人公。こう、はっ!?と気付いたら幼児だった的な。 でも何となく自分がどうやって過ごしてきたかの記憶はある。 憑依というより、多分今自我が目覚めたに違いない。 そして何かものすごい修行をさせられている。 自我を持ってみるとなんだこれやばい絶対虐待、と思うレベルできつい。 むしろどうして自分の体が持つのかが不思議である。 なんでこんなことを?と大人に聞いたら、意味わからんことを聞く子供に大人が優しく教えてくれる。 CP9見習いとか言われる。 ここワンピースかよ! いや無理無理無理無理無理無理! 必死になって逃走→ルッチと遭遇。 ロブ・ルッチとの遭遇に更なる逃走を行おうとしたら捕まった。主人公不審だった。そりゃそうだ。 どうやらW7編よりも前。ルッチちょっと若い。 何やかんやでルッチの傍付きにされる。というかルッチのになる。 主人公の名目、ハットリの世話係。 給仕にさせろよと思ったけどルッチ怖かったから言えなかった。 何かこう、微笑まないルッチ(たまに笑うときはニヤリと悪役笑いするので怖い)の抱き枕にされたり枕にされたり小脇に抱えて移動されるぬいぐるみ扱いを受けてみたりする。 着替えもルッチがくれるがままに着る。 ごはんはルッチが持ってきたまま放置したのを食べる。 汚したらルッチが無表情に拭きに来る。何故無表情なんだろうかと思いつつ世話される。 カクの名前を知ってたりカリファの名前を知ってたりジャブラの名前を知ってたり長官が長官に就任する前から長官のこと長官!って呼んだり(ややこしい)して、少しずーつCP9に溶け込んで?いく主人公。 もしかしたら主人公が「ちょーかん」って呼ぶからスパンダムは長官に赴任してきたかもしれないパラドックス。 無表情に一番可愛がってるのは多分ルッチ。 でもなんとなくぬいぐるみを構う子供のあの感じ。 主人公は男子な年齢だけど中身は成人なので、まぁルッチの言うことにはちゃんと従います。だってロブさんだもの。 あとスパンダムから時々お小遣い貰うと思います。そしてお小遣いもらって買ったものをルッチに見せると取上げられて買ったのよりグレードとお値段の高いものが帰ってくる。強制わらしべイベント。 三回くらいやったらもう主人公だって学習するから買ったものは隠します。 なのに隠したはずの場所で勝手にグレードアップしていきます。多分ルッチが買ったの回収&買ってきたの投棄してる。 主人公的にルッチが何をしたいんだか本当によく分からない。普通のティッシュが鼻セレブに変わったみたいなグレードアップしてもどうしようもないだろうが!と思ってるけど伝わらないので突っ込まない。 「でさ、ルッチがおれのもの勝手にこーかんしてくんだ……」 「そうか……」 その代わりブルーノに相談したらほほえましげな顔をされた。 いやいやそんな顔されても、と思ったけど大人なのでもう何も言わなかった。 リスが貯蔵するように、人の持ち物を勝手にバージョンアップさせるのがきっとルッチの習性だったのだと主人公は理解を示した。んなぁワケないけどね! 結局、主人公の衣食住その他の全てはルッチが用意している。 たまには一緒にお出かけもするけど、買い物に一緒に行くより私室で主人公をぬいぐるみ扱いして抱いているほうがルッチはお好きな様子。 だからよく主人公はルッチのお膝に乗っている。与えられた絵本のドロドロさと難解さは一般的日本人の英語力ではよくわからない。とりあえず絵は怖かった。 膝の端っこに座る→ルッチが背中をソファに預けつつ片手で主人公を抱えるようにしながらもう片手でなにやら書類を読んでいたりする。 ど真ん中に座る→ルッチの顎がつむじに乗っててちょっと痛い(下痢になるわ!と突っ込みたいが突っ込めない) 隣に座る→ひょいっと膝に乗せられる(強制イベント) 隣に寝転ぶ→寝転んだルッチの上に乗せられる(強制イベント) とにかく乗せていたがられる。重みが欲しいのかと思ってジャブラをそそのかしてみたらルッチを踏んだジャブラがそれはもう酷い目にあったのでどうやら自分だけらしいと主人公は把握した。ジャブラ可哀想。 男同士でくっついてて何が楽しいんだと主人公は思うけど、これで自分が女だったらルッチロリコン疑惑だなと思ったので諦める。 ショタコン疑惑は誰かが呟いているかもしれない。 ルッチが任務だのでいないときはカクとかに構われる。 カクはおにいちゃんぶりつつ主人公を構い、微妙に主人公探り中。 「なんでルッチにあんなに好かれとるんじゃ?」 「さあ……?」 「さあってことはないじゃろ〜 意地悪せんと教えてくれ!」 「……さぁ?」 案外直球だった。 だってあのロブ・ルッチが小さい男の子横にずっと置いてお気に入りしてるってなんか変だよね! でもって絶対逃がさない動きだもんね! ルッチがいないときは主人公ものびのび駆け回ってます。 笑顔全開です。 それをうっかり任務帰りのルッチが見ちゃって衝撃(ルッチの横で全開笑顔とかしたことないから)、いつものように膝に座らされたと思ったら両頬摘まれて上に引っ張られ主人公困惑。 痛くはないけど、なんだこれ俺の頬を引き千切る気かとどきどきした。 若干ルッチ不機嫌。さらに困惑する主人公。 「……笑え」 「…………?」(にへっ) 「………………」 主人公の愛想笑いはどうやらお気に召さなかった様子。 何このロブさん超めんどくせぇ、と思った主人公、顔が近かったんでルッチのほっぺを自分がされてるのと同じように摘んでみた。ルッチは頬まで硬かった。指が痛かった。 「ルッチ、わらって」 「………………」 「な? きゅーに言われてもこまるだろー?」 ルッチが眉間に皺を寄せて仏頂面したので、主人公は呆れたように言ったり。 ルッチがほっぺ放してくれたので主人公も手を離して、とりあえずお帰りとかただいまとか任務の話とか。さっきの意味不明なルッチの行動はまた何かの習性なんだろうと主人公はスルーすることにした。 そうやって主人公のスルースキルが上がり、ルッチの主人公への(主人公的には)意味不明な行動が増えていくのである。 そのうち主人公がルッチの前で自然と満面笑顔とかしたらルッチが幸せかもしれない。 ほのぼのと親子のようなルッチと少年とか可愛いなぁと思ったのでそういう話。 戻る |