きみのまぼろしはやさしい
震える手を振り払う勇気はなかった
ぼくは君に何か残せそうもない
きみの口づけで終わらせて
さよならわたしのかわいい人

この重みを覚えておいて
ねぇ、きみは幸せだったかな
あなたがやさしいからだめなんだよ
3つ数えたあとに私を忘れてね
運命だと思ってたのは私だけでした

ぬくもりを水底へ落として
心臓はいつしか音を無くし
最期を待ち望んだ朝のために
彼はいつだって明後日を見てる
嘘つき、声が震えているよ

涙でできた道をきみと二人で歩いていく
きみが死ぬときを指折り数えて待ちわびた
あの一言さえなければ今でもここにいてくれた？
もういないきみに抱いて欲しいと願うのは愚かですか
二人は再び出会うことはありませんでした、めでたしめでたし