長いようで短いような一学期が
やっと終わって今日から夏休み!

夏休みの宿題を考えるより
梓に会えることの方が楽しくて
それだけで気分が上がる


そして今日はお祭り
浴衣にも着替えたし準備万端
梓には浴衣で行くなんて言ってない
からびっくりするかなー梓がどんな
顔するか楽しみでくすっと笑う


「梓まだかなー」


夕方に迎えに来るって
言ってたよねと時間を確認する
丁度いいタイミングでチャイムが鳴る



「あずさだ!!」


階段を急いで降りて玄関まで行くと
梓が私を見て目を見開く


「!」
「あずさ?」


梓固まってる
どーしたの?って聞いたら
顔がどんどん赤くなってく


「だから、なんつーか」
「うん」
「その、似合ってるし」
「か、かわいーなって!!」


嬉しいんだけど!



ちゃんと目見て言ってよ


(か、)
(か?)
(かわいい//)
(えへへ、そんな梓もかわいーよ)
(かわいー言うな)

20090720.
加筆110323.



「#学園」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -