小話 | ナノ
小話
※CP等色々ごちゃ混ぜ
※時々別ジャンル
※いつの間にか増減
※小説にするのもあるかも
∴おお振り─花井
もし花井くんが甲子園の決勝戦をTVで見ていたら。
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2011/09/02
∴神楽と新八(3Z)
はぁ… 羨望と背中を伝う汗への不快感がため息として吐き出された。 プールサイドの日陰。この時期の体育はずっとこう。気持ち良さそうに水と遊ぶ彼らを、外から眺めている。 「みんな気持ち良さそうだね」 これは自分の心の声が漏れ出たわけではない。隣のメガネが発したものだ。 「じゃあテメーも泳いでこいヨ。何なら突き落としてやってもいいアルよ」 「丁重にお断りします」 新八の顔が若干青白くなった。どうせ、神楽ちゃんならやりかねない、とか思ってるにちがいない。失礼な奴。 「でも、ここで一人で見学してるのは暇だけど、二人ならマシだよね」 「お前なんか、メガネと一緒ネ。居ても居なくても同じアル」 「えぇ!?ちょ、地味に傷付くんだけど!!」 「それは大変アル!メガネ屋さんに持ってかないと」 「だからメガネじゃねぇよ!」 新八はまだ叫んでいたが、全て聞こえない振りを決め込んだ。確かに、暇潰しにはなるかもしれない。
「おーおー、見学二人組煩いぞー。見学レポートちゃんと提出できんだろうなー」
2011/07/01
∴攘夷桂と銀時
誰かの為じゃなくていい。何の為でも無くていい。ただ生きていてくれ。
2011/06/20
∴真選組
今朝目を覚ますと、土方死ね、と書かれたマヨネーズが机の上にあった。明らかにアイツの仕業だ。 ハンガーに掛けていた隊服からは、ほんのりマヨネーズの香りがした。まさかマヨネーズをこぼしたのかと思って確認したが、それらしき箇所は見当たらなかった。いい匂いだったのでそのまま着用した。 洗面所に向かうと、マヨネーズ色の歯ブラシに蝶々結びのリボンが施されて置いてあった。いつも使っていた歯ブラシが消えていたので、それを使うことにした。 食堂に入ると、いつも俺が座っている席に、生クリームの代わりにマヨネーズが塗りたくられたホールケーキが置かれていた。何故か隊士達が(総悟や近藤さんも)ニヤニヤしている。思わず眉間に皺を寄せると、食堂の入り口付近の席を陣取っていた山崎が緊張した面持ちで立ち上がった。
「ふ、副長!誕生日おめでとうございます!!」
ベチャッ 俺の顔にマヨネーズの盛られた皿がクリティカルヒットした。
HappyBirthday副長! (山崎ィィイ!!!!) (ちが、俺は沖田さんに…ぎゃあァァァァ!) ──────────── 遅れすぎな土方誕
2011/05/14
∴神楽(学パロ)
「神楽ちゃんって白くて羨ましー」 彼女に悪気はない。それでも腹がたつ。 私がどうして焼けないのか、彼女は知らない。私が彼女達の小麦色の肌にどれだけ憧れているか、知らない。 「まーこれだけが取り柄アルからな!」 女は怖いってよく言うけど、本当だと思う。思っていることと正反対のことも平気で言える。 「えーそんなことないよ!」 この言葉だってどこまで本当か分かったもんじゃない。
2011/05/01
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