すきだったんだ、あんた以外いらないと思うくらい。 俺の世界にはあんたと俺だけでいいと思うくらいに。 馬鹿だったんだ、俺は。 あんたみたいな人間をこんな、ちっぽけな檻に閉じ込められるはずがなかったのに。 あんたが、こんなこと望まないと知っていたのに。 ばかだったんだ、本当に。 若気の至りってやつだよ。 だってほら、あんたは、檻を突き破って、そこにいる。 蝶々は、広い世界で飛んでるから綺麗に見えるのに、狭い檻なんかに入れちまったら輝きがとれちまうのにな。 てめぇで、てめぇの輝きなくさせてどうすんだよってな。 あんたは、俺の狭い檻なんかに入ってるよりも、外で、輝いていてくれよ。 それじゃあな。 元気で、ばいばい。 20120216 監禁とかってよく夢とかでありますよね。 あれって、いつかされてる人のことをすきだったなんて忘れちゃうんじゃないかなあって。 人間ずっとやってれば習慣づいちゃって、意味もわからずやってることってよくあることで。 蝶々か男の告白かどっちにしようかななんておもいましたが、後者はここでありがちな題名なので前者に決定ぱんぱかぱん。 ブラウザバックでお戻りください。 *前 次# Bookmark |