「ただいま!」 私は帰ってすぐ部屋に入り、パソコンを開いた。 『おかえり。どうじゃった?』 「久々の学校だったんですけど、とても楽しかったです。光子郎さんとミミさんが同級生だったからかな? いつもよりの倍以上楽しかったです!」 『それは良かった。何か困った事はあったか?』 「うーん……光子郎さんとミミさんが、すこーし怖かったかな。やっぱりみんな、年齢が違うと対応も違うんですね」 私は今日の出来事を思い出しながら言った。ミミさんがあんなに挑戦的なのも初めて見たし、光子郎さんのあんな態度も初めて見た。やっぱり同い年になると、遠慮しなくなるのかな? 『まあ、それだけじゃないだろうけどな……』 「え?」 『な、何でもない! では、次も現実世界じゃ。行くぞ!』 「了解!」 |