メモ
20220411

毎月何かしら更新していたのですが、二ヶ月更新しないと本当によくわからなくなりますね。ツイッターでは毎日生存報告のように何かをRTしたり呟いていたりしたのですが……

この二ヶ月、全く何もしていなかった訳ではなくてですね。二冊目の刀さに本(個人で楽しむ用)を作っていました。三月の下旬に入稿したのですが、そうしたらやりきっちゃって。何日も「一文字も生み出していない」状態が続いていくと不安なような、けれどももしかしたら自分はもう一生何も書かないでROM専になるのかもしれないとか思ったのですが、琴線に触れる作品に出会うとやはり「書きたい」と思うんだなぁと改めて思わされました。

そんなこんなで何も生み出せないままサイトを確認したら今月が十周年だそうで。もう少ししたら三十万打にもなりそうなので、何か企画でもしようと思って今回に至りました。
なんだかおめでたい感じにしたいなぁと思ったので今回は「贈り物」をテーマに書くことにして、なら長義くんの本を再録しようと思い至りまして、今回の企画ページに再録させていただきました。
ちなみに今回アップした長義くんの話は「神様の名前」「その後の神様」で一つのまとまった話になっているので「その後の神様」には贈り物は登場しません。
先月入稿した刀さに本の再録は、今回のテーマには沿わないのでまた今度良い頃合いに載せようと思います。

以下、いつもの通りネタバレアリのあとがきになります。






▽山姥切長義「神様の名前」-花束
短編(log内)にある同名の作品を2021年に加筆修正して本にしたのですが、それを名前変換できるように再録したものになります。
おおまかなストーリーは同じですが、元々約15,000字だった短編が本にした時は最終的に約28,000字になっております。いろいろと加筆しているので短編を読んでくださっていた方にも楽しんでもらいたいです。
「好き」が詰まってます。

▽山姥切長義「その後の神様」
「神様の名前」を加筆した際に政府で源清麿と出会う場面を入れたのですが、それを書いたら二振りが再会する話が書きたくなり、この話が生まれました。本にした際の書きおろしでしたが、「神様の名前」をweb再録するにあたり、この話も掲載します。
元々料理をする長義くんっていいなって思っていたので書けてよかったです。長義くんに限らず、私は「男性が料理する」のが好きです。何がルーツなんだろう、と考えたのですが、某少女漫画の片桐くんという男の子がルーツでした(ちなみに彼は当て馬キャラでした……)。

▽轟焦凍「宝石との再会」-ヘアピン
リハビリ一作目。
上記にある通り、ここ二ヶ月更新が無かったのは二冊目の刀さに本を作り、そして入稿した後の燃え尽き症候群によるものなのですが、このお話はそのリハビリに好き勝手書こうと思って書き上げた読んで私が一番楽しいものになります。

主人公の女の子は十歳になるまではいつも可愛くして、キラキラして、けれどもある日クラスメイトの男の子に言われたある言葉によってその一切を捨ててしまう……という話ですが、轟くんは「昔可愛い恰好をしていた同級生」が高校まで同じだとは思ってもいなくて、けれども放課後に話すようになっていく過程で「なんとなく似てるような気がする」→「もしかして……」と気付いたんじゃないかなぁと個人的に考えながら書いていきました。

付き合ってもいない女の子に何かお礼をしたいと思ってクラスメイト(女子)に相談→相手が気を使わない値段で、髪が長くても短くても使えるヘアピンのセットを購入するというのをイメージしたらめちゃくちゃ轟くん可愛いなぁって。
クリスマスだったら気を使わないよ、とか言われたんでしょうね。
高校生の男の子(好意を持っているのか書いてる私もわからない)が彼女でもない女の子にヘアピンをクリスマスプレゼントに渡すのって一般的には大丈夫なんだろうか、と最初考えたのですが、轟くんなら全然問題なくOKでは????という轟くんが好き故のガバガバ判定をクリアしているので一応大丈夫だと思います。
企画作品の割にシリアス度高めですが、個人的には大満足しているので楽しんでいただけたなら嬉しいです。


企画はもう少しいろいろ書きたいと思うので、また更新した際はよろしくお願いいたします。
 
- ナノ -