前々回、前回と出させられている神崎です。 俺はギャグ要素全く無いのに、文化祭で漫才とかさせられそうになった神崎です。 人前とか絶対寿命縮むよね、なんか見えない包丁で削ぎ落とされてるよ多分。 まぁそんなこんなで、俺、恋しました! 同じクラスの澤さん。 も、マジで可愛い! クラス替えで隣の席になったときに一目惚れしちった、てへ! 「さーわーさんっ」 後ろに回り込んでみた。 「またてめぇか…死ね!!!」 ドガッ <グーで殴られた音> 「もー超痛いっつの!そんな照れなくてもいーじゃん!」 「はー。お前さ、マジで死んでくんね?」 いやぁ、本当に照れ屋さんだなぁ。 俺の顔見たくないくらい俺のこと好きなんだね! あ、アレ…?歪んで前が見えない…明日もミエナイ… めげるな!めげちゃダメよワタシ! ってなんでカマ言葉? ☆ 「澤さん、マジ可愛い!」 「あーはいはいウザいよお前、自分が思ってる以上に。」 そらねーよ、友人! ちょっとくらいアドバイスとかさぁ…お前モテんだし。 とか言ってみたら、 「じゃー学校の中心で愛を叫んでみたらー?」 「……!」 「(アレ、これは投げやり過ぎた?)」 「その案いただきィ!!!」 澤さんヘの愛を叫んで歌ってやるZE☆(←この辺がウザい) 「おいぃぃいいいい!!?じ、冗談で言ったのに… ごめん、澤、ご愁傷様。」 ---------- 俺の澤すゎーん!!! 「どこにいるの!?」 「うるせぇな!目の前にいるっつの」 あ、本当だ。 「澤さん、澤さん!」 「ウザいっつの、ちっと黙れや」 ……またグーで殴られた。 ちょ、流石に酷くね? そこを担任が通りかかる。 「あ、澤さん。後で課題運んでくれる?」 「あ、はい、分かりました」 外面はいいんだよな。 こういうのなんつんだっけ? あ、そうそう! 犬かぶりだ! 「あ、そう!澤さん!」 「あ?…んだよ」 「君の為に(愛を)歌うよ!昼休み、放送回線ジャックして歌うから!」 「てめえ…マジで死ね!!!」 そう言われてまたグーで殴られた。 俺の頬は幸せでいっぱいです! 澤さんの憎悪温もりで腫れ上がってるからね!(涙) |