愛しき馬鹿が噛んだ傷痕
虚しくて声も心も殺して啼いた
今際には看取って
噛み癖の有る彼女
慰める様に全身を這う舌
嗤う君は貪欲で扇情的だった
失った奪われた色褪せた
妄想の成れの果て
発情してるわたしの心臓
精液は思い出を殺す


今際:命の終わり


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