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!)中の人パロ ・「下野紘と梶裕貴のRadio Misty 特別編」を笑顔動画で観て突発的に ・地味に前回の中の人パロと続いていたり?
「…なぁ紫苑」 「ん?」 「あんただって、浮気してんじゃねーか…っ!!」
そのネズミの言葉と共に、ヘッドホンが飛んできて、紫苑の顔に直撃する。
「ぶへほっ」 「あんたは…あんたというやつは…許せないな、これは!」
ネズミはパソコンの前から憤然と立ち上がり、拳を握りしめて細かく震わせている。
「あててて…。ネズミ?なんの話?」 「とぼけんな!なんだ、このDVD番組は!なんで相方の男性声優と必要以上にいちゃついてんだよ、あんたは!」 「え?そういう番組なんだよ、仕方ないでしょ」 「程度ってもんがある!無駄にS曝さなくていいだろ。だいたい、あのカルボナーラはなんなわけ。いつもおれがちゃんと作ってやってるのに」 「うーん。ぼくが作ったのはネズミのとはまるで別の料理だったよ」 「おれは不甲斐ない。あんた、しょっちゅうおれの料理の邪魔してくるくせに、ろくに手順も見てなかったんだな」 「そりゃそうだよ。ネズミしか見てないもん」 「だろうな…、え、は?」 「あっ、今良いこと思い付いた!ねぇネズミ、ぼくに料理教えてよ?手取り足取り」 「はあ?」 「また何かの番組でぼくが右往左往してもいいの?相方さんに甘えていいの?」 「…しょうがないな」
***
そして料理にとりかかる二人。
「紫苑、その玉葱は微塵切りにして…」 「うん。こう?」 「ちょっ、危ねっ」 「えっ?…うわっ、なんか目に沁みてきた…ネズミ助けて」 「…貸せ。あんたに包丁持たせるのはもう少し後にしよう」 「うん。じゃあぼく、横で見てるね」 「ああ。まず包丁を使う時はな、指を切らないようこうやって丸めて…」 「ふんふん。うわあ、ネズミの手付き綺麗だねぇ」 「……おい」 「うん?なに、ネズミ?」 「…あんたどこ触ってんだ」 「えーっと、ネズミをつまみ食いしたくなっちゃって…」 「もういい。出てけ!」 「えー。いいじゃん。ね?少しだけだk」
ネズミの膝蹴りが紫苑に直撃する。 どこに直撃したのかは敢えて触れないでおく。
「料理は時間が命なんだぞ、馬鹿野郎!」
その後紫苑は涙目でネズミのお料理講義を聴講しましたとさ。
fin. 2011.10.18
紫ネズで珍しくネズミさんの勝利! 良かったねネズミさん、紫苑さんに食べられなくて^^ まあ腕っぷしでは紫苑さんに勝ち目はないってことよね!
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