まどまぎパロの舞台裏


紫「ぼくって本当に存在感薄いよね…あんまり喋らないし」
ネ「おれとの会話もほとんどないしな」
紫「ネズミは喋ってるでしょ?なのに、ぼくに台詞がないから会話が成立しないんだ」
ネ「まあ、原作の主人公がそんな奴なんだから、しょうがないんじゃない」
紫「ネズミは、ほんっと楽しそうに喧嘩ふっかけてるよね。すごいS顔」
ネ「おれ、実はいい奴なんだぜ。おれの陰口ばっか紫苑に吹き込んでる奴もいるが」
沙「あら、わたし?あれは台詞でしょう。原作より手加減してあげてるし」
ネ「今んとこは、な。山勢が死んだらエスカレートするんだろ」
山「ああ、そういえばおれ、もうすぐ死ぬなぁ」
紫「でもまた最後、出番ありますよ!」
山「まぁ、な、No.6の本編じゃモブ扱いだから、こんな主要キャラ演じられて嬉しいよ」
沙「山勢さん…やっぱり良い人…。どっかの誰かさんとは大違いね」
ネ「憎まれ役買ってやってんだ、このイヴさまが。ありがたく思え」
紫「あ、ネズミの演技楽しみだなあ」
ネ「は?」
紫「原作10話あたりの、眼鏡ネズミの演技」
ネ「はっ、おれの実力を思い知るといい」
沙「何よ、偉そうに。一番、魔法少女の戦闘服着るの嫌がってた劇場花形俳優さんは誰かしら?」
ネ「ちょ、なんか間違ってないか?もっかいその台詞繰り返してみろ」
沙「あら、忘れたわ」
ネ「嘘つけ。おーい紫苑」
紫「ん?さっきの台詞?沙布が言ったやつ?えぇと、『何よ、偉そうに。一番、魔法少女の戦n…」
ネ「ストーップ!!」
紫「え?」
ネ「そこだよ、そこ!!魔法少女!!少女!!なんでおれだけ女物のコスチュームのままなんだ!!」
紫「いいじゃん、ネズミ、似合ってるし」
山「うん、似合ってる似合ってる。ヒールとか、悪役っぽいし、ばっちりハマってるよ」
ネ「なんであんたまで紫苑に加勢すんだ」
山「いや、きみに悪意はないんだけど、舞台では敵同士みたいになってしまうから」
ネ「意味が分からない」
山「怒らないでくれよ。フォローしたつもりだったんだ」

イヌカシ「おはよーござーまーす!見学に来まし…あれ、みんな休憩?」
紫「あっ、イヌカシ久しぶり!」
イ「おう。おれの出番はいつになったら来んだろうな。ずっと見学ばっかだ。つまんねぇ」
山「あ、イヌカシさん。多分、次の次くらいでおれが引退するから、安心して。もうすぐだよ」
イ「ほんとか?バトンタッチだな!あ、ところで、力河のおっさんは?役ないの?」
ネ「アル中のおっさんに俳優が務まるかよ。あいつは監督」
紫「力河さんの指導、厳しいから。イヌカシ覚悟しとかないと」
沙「あ、イヌカシの衣装、とっても可愛かったわよ」
イ「…え」
沙「わたし、見てきたの。赤くて、フリルがたくさ…」
イ「わーわー!!やめろやめろ!!絶対着ねえからな!!」
ネ「なんだ、イヌカシ?おまえだけ逃れられると思うなよ…?」
イ「ひっ」


いいじゃん、イヌカシ女の子なんだし。
たまにはすっごく可愛い服着たってさ。
ネズミにほむほむのコスチュームそのまま着せたのは、まあ横に置いといて(こら)。

とまあ、ぐだぐだ続くので、とりあえずここで終了。
紫苑とネズミの会話に飢えてきました。
紫苑影薄すぎ。原作も薄いからしょうがないけども。
でも、フェネックの影も薄い。原作のQBのインパクトの強さとは大違い…。
ページ数だけかさんで話がなかなか進まなくてごめんなさい。
精進します!!




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