01
「ルルーシュ!ちょっ、ルルーシュ!」
スザクの声を背中で聞いてルルーシュは足早に教室を出た。
しかし音速移動でもしたのか、すぐに追いつかれる。
「ねぇルルーシュ、なんで僕の事避けるの?冷たいね」
そう耳元で囁くスザクは笑っているのに、額に冷や汗が伝う。
「うるさい、こんなところで──」
言いかけるが手で口をふさがれる。
「こんなところでくっつくな、って?大丈夫大丈夫、じゃれてるようにしか見えないでしょ。」
そしてクスクス楽しそうに笑う。
…それはまるで小悪魔。
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -