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「ルルーシュ!ちょっ、ルルーシュ!」

スザクの声を背中で聞いてルルーシュは足早に教室を出た。
しかし音速移動でもしたのか、すぐに追いつかれる。

「ねぇルルーシュ、なんで僕の事避けるの?冷たいね」

そう耳元で囁くスザクは笑っているのに、額に冷や汗が伝う。


「うるさい、こんなところで──」

言いかけるが手で口をふさがれる。

「こんなところでくっつくな、って?大丈夫大丈夫、じゃれてるようにしか見えないでしょ。」

そしてクスクス楽しそうに笑う。
…それはまるで小悪魔。




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