!)ネズ紫、現パロ
・ネズミ24歳、安定の高収入な大人気芸能人
・紫苑21歳、新入社員な社会人
・同棲してる。紫苑は大学生時代、ネズミに養ってもらっていた。
・ネズミ→→→←←紫苑で甘々
・以上を踏まえてどうぞ



「ただいまー…っと、…ああ、」

ドアを開けたネズミは、つい習慣でそう言ってしまい、そういえばと思い出す。

「…あいつ、今日は遅くなるって言ってたっけ」

苦笑しながらそうひとりごち、ネズミは真っ暗な玄関で靴を脱ぐ。紫苑があらかじめ廊下に並べてくれていたスリッパを突っ掛け、電気のスイッチをパチンと入れる。

「風呂にでも入っとくかなー…」

一人言であることは百も承知のはずなのに、ネズミの声はがらんとした部屋に虚しく響いた。
紫苑がいないと、この家はやけに広かった。





「ネズミ、ただいまー!遅くなってごめん!これでも三次会は断ってきたんだー、ネズミが待ってると思って…」

アルコールとタバコ、という外見に似合わない匂いをぷんぷんさせながら紫苑は帰ってきた。
いつもより陽気なのは、少し飲酒してきたからだろう。

「今日は歓迎会だったんだろ?おれの事気にせず騒いできてよかったのに」
「えへへ、違う違う、ぼくがネズミに会いたかったんだってー」

ほんのり上気した頬を弛め、紫苑はスーツを着たまま、ソファに寝そべり本を読んでいたネズミに抱き付く。

「ネズミー好きー」
「あ、おい、スーツ、皺になっちゃうだろ」
「んー…大丈夫だよー」
「こら、この酔っ払い!ちょっと立てよ、」

本を床に放り出し、紫苑を立たせてスーツを脱がせる。きちんとハンガーにかけて吊るし、紫苑に部屋着を着せる。マネキンよろしく着衣をネズミに任せ、紫苑はほわほわと笑った。

「紫苑、飲みすぎなかったか?あんた、酒弱いだろう」
「うん、ちゃんと控えめにしたよ?ネズミに怒られちゃうもん!でも、うーん、ちょっと胃がむかむかしてきたかも…」
「はいはい、言うと思った。ほら、水」

ネズミはグラスを手渡そうとしたが、紫苑はソファに寝転んだまま起き上がらず、受け取ろうとしない。

「どうした?紫苑」
「いらないー」
「は?」
「ネズミが飲ませてくれないなら、いらない」
「あんたなぁ、」
「ね?お水ちょうだい、ネズミー」

喉まで出かかった文句も、紫苑の潤んだ瞳に見詰められれば、言葉になる前に霧散してしまう。
軽く肩をすくめ、ネズミはグラスに注いだ水を自ら口に含んだ。


ん…おいしい。ありがとネズミ

もう一口いる?

いらないー。次はネズミがいい

…あんた、やっぱり相当酔ってんな

ネズミ、好きー

はいはい、おれはもっと好きだよ、紫苑

え、もっかい!もっかい言って

ふふっ、もう言わない

えぇー、ネズミのけちー




65000キリリク、べすとさまより「ネズ紫寄り、紫苑さんが大好きでしょうがないネズミさんのお話(現パロ)」というものでした!
…あれ?すみません、なんだか紫苑がネズミに甘えてるだけの話に…?
あわわ、リクに沿えてないですかね?てか、勝手に年齢上げましたが、二人とも16歳の現パロが良かったでしょうか?あの、そうでしたらぜひ言ってください!書きますので!

あとあと、出し切れなかった設定をば。
ネズミは高収入だから、別に紫苑が働かなくてもいいのに、って思ってる。むしろ、自分がいなくちゃ生きてけない紫苑さんのままでいてほしい。ずっと囲っていたい。みたいな(ヤンデレではなくて過保護なだけ)
でも紫苑は「ぼくはきみと対等でいたいんだ!」の精神で会社に勤める。
社会人として苦労しながら頑張る紫苑をネズミさんが支えて甘やかしながらほのぼの日常…的なお話!
…という設定が一応ありました!

では、ほんとに返品&書き直し受け付けてますのでm(__)m
素敵なリクをありがとうございました!!
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