第二回


人類最強のお悩み解決のコーナー!

「だからデケェよ、ページが埋まっちまうだろうが……」
「おぉ兵長、第二回目にしてさっそくページの配慮まで?こりゃあ幸先いいですね!」
「……。」
「さてさて!ともかく日を改めまして兵長、今日は第二回目になりますが、第一回目のお悩み解決はどうでしたか?」
「かなりどうでもよかった。」
「そんなこと言わないで下さい。なんてこと言うんですか、せっかくクソメガネさんがお悩みを送ってきてくれたというのに」
「そもそもあれはメガネの話が長すぎるのがダメなんだろ。相手のことを気にもせずベラベラと永遠に自分の言いたい事ばかり喋りやがって。そりゃあ誰も聞く気になんねぇよ、あれじゃあな。アイツは加減ってものを分かってねぇ。」
「ちょ、え?何なんですか今更……そういうちゃんとした回答があるならその時に言って下さいよ。何で終わった今頃言うんですか?」
「………。」
「もう。初めてのコーナーでやり方がまだ掴めていないんですか?…まぁいいです。これから私と一緒に成長していきましょう。ね?」
「イラつくなこの助手」
「まぁトークはこのへんにして。そろそろ二通目のお便りにいきますか。」
「……さっさとしろ。」
「はい!じゃあいきますね。……お便りネーム、“胃が痛い”さん。大丈夫ですかね?このひと」
「いいからさっさと読め。」
「いや少しくらいは心配して下さいよ。……『最近、上司が自分にばかり巨人の話をやたらしてきます。しかも何度も聞いたことのある内容を興奮ぎみに話してきます。どうしたらいいでしょうか』………。」
「………。」
「……えっと……これは……。」
「まさか俺のせいか?」
「……。…これ多分モブリットさんですもんね…。兵長がハンジさんに『モブリットに聞いてもらえ』とか言うからじゃないですか。どうするんですか。」
「お前ももうお便りネーム言わなくなってんじゃねぇか。」
「あっ しまった。違いますよ、クソメガネさんと胃が痛いさん、です。」
「めんどくせぇ」
「とにかく、解決してあげましょう。早急に!胃に穴が開く前に!」
「………。これは、俺のせいだ。悪かった。メガネには俺から直接言っておく。」
「あ、これは普通に解決してあげるんですね。」
「前回つい適当なことを言っちまったからな。モブリットには悪いことをした」
「記念すべき最初のお悩みを適当に解決しちゃったことがもうマズイです。」
「とにかく、俺があとでメガネを殴っておく。」
「しかも解決の仕方が荒業ですね。さすが人類最強!」
「もう帰っていいか?」
「そうですね、じゃあ今回はこのへんでやめておきましょうか。」
「ん。」
「では、第二回目のお悩み解決はここまでです!皆様お付き合い頂きありがとうございました!また機会があればお会いしましょう!では兵長、最後に見てくれてる方へ何かコメントを!」
「………さっさとクソして寝ろ。」
「はーい皆様、クソしてあったかくして寝てくださいねー!それでは!じゃあねー!」
「…じゃあな」


end



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