「リヴァイッ……へいちょう……っ!」
「どうした、何があった」
「…っあの、ですね……はぁっ、はぁっ…!」
「落ち着け、水でも飲むか?」
「えっ!兵長の飲みかけですか?!」
「いや違うが」
「ならいりません」
「ならって何だ」
「あのですね、兵長。落ち着いて聞いて下さい」
「俺は落ち着いている」
「……あのですね。考えてみてほしいことがあって」
「何だ?」
「まず、兵長と私が付き合っているとするじゃないですか」
「そこからもう分からんのだが」
「えっ……いやいや、とりあえず考えてみて下さいよ」
「……。」
「兵長と私が、付き合ってるとして。私が仲のいい男友達と二人で飲みに行くのは浮気の対象になりますか?ヤキモチとか妬きますか?あっでももちろん私はその友達のことは本当になんとも思ってないただのお友達なんですよ?」
「………。」
「どう思います?」
「まずそれはこんな朝っぱらからダッシュで聞きにくるようなことなのか?」


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -