「なんか最近寒くない?風が冷たくなってきてない?え?ついこの間まで暑かったよね?汗かいてたよね?夏だったよね?なに?もしかしてもう秋……いや冬?冬なの?っもしかして、ねぇリヴァイ、もう冬なの!?」 「うるせぇ」 「世間は冬になってしまったの?」 「秋だろ」 「秋なの?」 「秋。」 「秋なのか……」 「秋だな」 「秋……」 「秋だ。」 「秋か〜」 「ああ」 「………。じゃあ暖炉で使う木は?」 「………薪か」 「……うん。じゃあ、木のさ、枝じゃない部分は?」 「……幹。」 「巨人は、人類の?」 「…敵」 「風邪を引くと出るのは?」 「咳?」 「夜に輝くのは?」 「…月。」 「日々刻んでいくのは?」 「時」 「私のこと好き?」 「好き…………、ってオイ。何言わせてんだ馬鹿」 「あはは、ひっかかってるし」 「ふざけんな」 「ウケる」 「くだらんことに付き合せるんじゃねぇ」 「でもほんと最近寒くなったよね急に」 「うるせぇどっか行け」 「秋ですな〜」 「聞いてんのかオイ」 「秋はやっぱり枯れ葉で焚き火しながら焼き芋かな?」 「聞けよ。」 「秋といえば焼き芋だよね!」 「聞けって」 「聞かん!」 「聞けよ。」 |